3.7 C
Tokyo
1.2 C
Osaka
2026 / 02 / 09 月曜日
ログイン
English
その他企業活動ファミリーマート 障がい者アートを発売 社会参加や経済活動後押し

ファミリーマート 障がい者アートを発売 社会参加や経済活動後押し

ファミリーマートは、一般社団法人障がい者自立推進機構(東京都港区、以下パラリンアート)に所属するアーティストが描いた作品のカレンダー、プリント紙、ブロマイドをファミリーマート店内のマルチコピー機「ファミマプリント」で出力できるサービスを開始した。障がいをもつ人が活躍する機会を増やし、社会参加を支援する目的。売上の一部はアーティストに還元される。

国際障害者デーである12月3日から、全国のファミリーマート約1万6300店で開始した。「障がいのある方々が素敵な絵を描いてもなかなか見てもらう機会がないという声がある。色々な作品を見てもらいアーティストを支援したい」(マーケティング本部サステナビリティ推進部の土濃塚友李氏)と説明する。                          
                              
パラリンアートは障がい者の社会参加と経済的自立支援を目的に07年に設立。松永昭弘代表理事は「スポーツと同様にアートを通じて障がいをもつ方の夢を叶える目的で始めた。当初は個人の活動だったが、メジャーなコンビニに機会をいただき感激している」と語る。絵を描くことができて応募条件を満たせば誰でも無料で登録可能で、現在は全国で500人を超えるアーティストが所属、約350のパートナー企業に取り組みが採用されている。

活動方針には「活躍の場を作る」「貧困の改善」「アーティストとしての認知拡大」を掲げる。「国内障がい者総数は1160万人を超え人口の約9%強と言われる。障がい者認定が受けやすくなったことも理由の1つだが、企業に雇用されている方は70万人弱と生活的な困窮が非常に進み、貧困線と呼ばれる世帯収入が120万円以下の障がい者世帯は8割を超えている」(同)。

23年4月~24年3月期のアーティスト報酬総額は約1500万円だった。「採用されたアートの報酬を個に届けることがミッション。今回の取り組みを機にさらにアーティストの活躍の場を増やしたい」と期待を寄せる。

ファミリーマートでは2023年から障がいのある人が描いた絵画を店頭で展示するアート展「ファミマギャラリー」を開始。今回コラボした作品の複画は東京港区3店舗のイートインスペースに展示されている。

関連記事

インタビュー特集

原点は休憩中に見上げたキウイ 全国で食材発掘、生産者と企業つなぐ サッポロビールの地域創生事業

 明治9年(1876年)、北海道で新たな産業を興すべく設立された「開拓使麦酒醸造所」をルーツとするサッポロビール。創業150周年を迎える今も、その“開拓”の精神は息づく。ビール会社としての枠にとらわれない発想力を武器に、事業領域拡張の最前線で奮闘する人物に迫った。一次産業を担う各地の生産者と企業のバイヤーをつなぎ、農林水産物の需要創出をサポートするサッポロビールの地域創生事業。その原点は、外食企業のコンサルティングを手がける部署で九州の拠点に配属されていた、一人の担当者のひらめきだった。

カキ養殖の展望を聞く〈前編〉 “殻付き”市場拡大 環境変化と効率化に対応 シーパジャパン・吉本剛宏社長

瀬戸内海で養殖カキが甚大な被害を受け、生鮮市場だけでなく加工メーカーや流通にも影響が及んでいる。こうした中、従来の養殖方法とは異なるシングルシード養殖法が注目されている。

繋げる、繋げる、繋げる たこ焼きコミュニケーション足掛かりに TKO・木本武宏さんが次のフェーズへ

STUDIO TAMUROはお笑いコンビ「TKO」木本武宏さんの活動拠点。木下さんの実妹・大岡真裕美さんが代表を務める「オフィスTAMURO」が運営し、トークライブや、YouTube番組作成スタジオとして利用してきた。昨年5月からは新たな活動として、毎月3日だけ営業する「たこ焼き店」がスタートした。

SST=“サミットの仕事が楽しい”へ 新たな競争軸を作る 服部哲也社長

――中期経営計画の進捗はいかがですか。― 服部 「良い×強い=最強」という言葉を掲げた中期経営計画「頂(イタダキ)2025」は、最終年度を1年延長して26年度までとした。

食品産業センター 荒川隆理事長に聞く 「食サス」設立でサステナ課題深掘り フードサプライチェーン全体の連携で

日本の食品産業は、国内外から調達された農畜水産物を原料として、健康で豊かな生活を送るために必要な加工食品を安定的に製造・供給する産業として発展してきた。