わいわい子ども食堂とあいち野菜でつながるプロジェクトの共催による「作って学ぶ!食べて学ぶ!体験型子ども料理教室」が11月9日、名古屋市北区の愛知調理専門学校で開催された。
同イベントには、ごま・きな粉の真誠や七宝みそ・醤油の佐藤醸造、ママのホンネ研究所なども協力。当日は小学校3~6年生の計48人が参加しSDGsや食育について学ぶとともに、調理実習では包丁や火を使わずにできる簡単メニューに挑戦した。
冒頭あいさつに立った真誠・冨田博之社長は、「学校で学ぶ三育(知育・体育・徳育)の基礎になって、三育を支えるのが食育。食育は食べ物の栄養や食べ方だけではなく食べることや作ってくれた人、育ててくれた自然への感謝、食事を通じて多くの人との関わりなどを学ぶこと。今日は料理を作る楽しさや食の大切さを学んで家に持ち帰って欲しい」と語った。
SDGsの授業では、「17のゴール」に関する解説や国連WFPの「レッドカップキャンペーン」を紹介。食育の講義では朝ごはんの大切さや早寝早起き習慣、野菜摂取やバランスの良い食事の摂り方などを伝えた。
調理実習の献立は、「かんたんおにぎらず」「サラダチキンで作るバンバンジー」「野菜入りみそ玉みそ汁」など。真誠のすりごまやねりごま、佐藤醸造の七宝みそなどを使ってメニューを完成させた。