8.6 C
Tokyo
8.6 C
Osaka
2026 / 02 / 18 水曜日
ログイン
English
加工食品乾麺・乾物ごま研究の成果発表 味や香りの数値化も 日本ゴマ科学会
KNOWLEDGE WORK 20260303

ごま研究の成果発表 味や香りの数値化も 日本ゴマ科学会

ごまの科学的研究や技術開発促進を目的に活動する日本ゴマ科学会が10月19日、名古屋国際会議場で「第39回日本ゴマ科学会大会」を開催した。当日は6つの特別講演と2つの一般講演を執り行った。

開会にあたり、大会実行委員長を務める真誠・冨田博之社長は、「健康志向が高まるなか、ごまはその栄養価の高さや多様な利用方法によって、もっと注目されても良い食材だと思っている。今年もたくさんの貴重な知見を得て、ごまの素晴らしい魅力やごまを取り巻く課題、その解決方法などを皆さまと共有できる有意義な場になればと思う」とあいさつ。

日本ゴマ科学会・片山健至会長も、「当科学会は、ごまの研究を促進し、この分野の知識普及を目的として1986年に発足。研究成果の発表や講演会を毎年1回行っている。本日の研究発表が皆さまに充実した知見を与えることを期待する」と述べた。

片山健至氏
片山健至氏

特別講演では、まず冨田氏が登壇。全国胡麻加工組合を代表して、組合の成り立ちや取り組みについて説明。

特に最近の注力点として「焙煎ごまの味や香りの数値化に取り組んでいる。これまで感覚的にごまの特徴とされてきた部分に、裏付けとなる科学的エビデンスの取得。今後は数値化されたデータを会員企業で共有し、新たな利用方法やメニュー提案につなげ、市場を活性化させていきたい」とした。

また、「組合員の多くは中小規模。自社で基礎研究を行える企業は限られている。ごまの基礎研究をもっと促進し深めるためには、全国胡麻加工組合と日本ゴマ科学会での連携強化が必要」と、今後のさらなる協力関係の深耕を訴えた。

このほか「フードロス削減を目指した食品加工」「すりごまとヨーグルトの長期摂取による抗アレルギー作用~ランダム化平群間比較試験」「国連WFPとゴマの関わり:アフリカ飢餓撲滅の鍵」など特別講演が開かれた。

関連記事

インタビュー特集

学生が育てるアーモンドの木 明日の社会へ価値循環 デルタインターナショナル×キャンポスブラザーズ

アーモンドの世界的産地である米カリフォルニア州でも、トップクラスの供給量を誇るキャンポスブラザーズ社。日本の販売総代理店を務めるデルタインターナショナルでは、学生の手でアーモンドの木を育てて商品化することを目指す玉川大学の...

原点は休憩中に見上げたキウイ 全国で食材発掘、生産者と企業つなぐ サッポロビールの地域創生事業

 明治9年(1876年)、北海道で新たな産業を興すべく設立された「開拓使麦酒醸造所」をルーツとするサッポロビール。創業150周年を迎える今も、その“開拓”の精神は息づく。ビール会社としての枠にとらわれない発想力を武器に、事業領域拡張の最前線で奮闘する人物に迫った。一次産業を担う各地の生産者と企業のバイヤーをつなぎ、農林水産物の需要創出をサポートするサッポロビールの地域創生事業。その原点は、外食企業のコンサルティングを手がける部署で九州の拠点に配属されていた、一人の担当者のひらめきだった。

カキ養殖の展望を聞く〈前編〉 “殻付き”市場拡大 環境変化と効率化に対応 シーパジャパン・吉本剛宏社長

瀬戸内海で養殖カキが甚大な被害を受け、生鮮市場だけでなく加工メーカーや流通にも影響が及んでいる。こうした中、従来の養殖方法とは異なるシングルシード養殖法が注目されている。

繋げる、繋げる、繋げる たこ焼きコミュニケーション足掛かりに TKO・木本武宏さんが次のフェーズへ

STUDIO TAMUROはお笑いコンビ「TKO」木本武宏さんの活動拠点。木下さんの実妹・大岡真裕美さんが代表を務める「オフィスTAMURO」が運営し、トークライブや、YouTube番組作成スタジオとして利用してきた。昨年5月からは新たな活動として、毎月3日だけ営業する「たこ焼き店」がスタートした。

SST=“サミットの仕事が楽しい”へ 新たな競争軸を作る 服部哲也社長

――中期経営計画の進捗はいかがですか。― 服部 「良い×強い=最強」という言葉を掲げた中期経営計画「頂(イタダキ)2025」は、最終年度を1年延長して26年度までとした。