昨年来、お客様から当社の品質と価格のバランスに対する評価が低下傾向にあった。それを是正するべく、期初から粗利率を0.1%落としてでも価格を強化する方針で臨んだ。基本的なスタンスである「同質化競争からの脱却」は不変だが、独りよがりは好ましくないとの判断。その結果、仕入れ価格の上昇も重なり粗利率はトータルで▲0.4%と想定以上に悪化した。
ただし直近にお客様16万人を対象に行ったアンケートでは、当社の品質と価格のバランスに対する評価は上がっている。われわれの施策は伝わっており、将来に向けた投資だったと考えたい。