三菱食品は、イートアンドホールディングスと米国カリフォルニア州に合弁会社を設立する。
新会社は「Eat&MS USA Inc.」。出資比率はイートアンドHD51%、三菱食品49%。イートアンドHD次世代事業統括事業開発本部海外市場グループの松崎尚史氏が代表CEOに就任する。イートアンドHDの持つ外食事業のノウハウと、三菱食品の食品流通に関する総合力やネットワークによってシナジーを発揮し、米国での飲食店舗の運営に取り組む。
イートアンドHDは「大阪王将」や「太陽のトマト麺」など、国内1450店舗を展開。海外でも複数地域に計26店舗を出店している。
三菱食品では、今期からスタートした「MSビジョン2030」で、日本食文化の輸出を通じた海外市場における新規需要の創造を成長戦略としており、米国を重点地域の一つと位置付けている。