その他機械・資材最高の安全性能と高コスパ オムロンのセーフティドアスイッチ
カナエ モノマテリアルパッケージ

最高の安全性能と高コスパ オムロンのセーフティドアスイッチ

食品工場向けに非接触式採用 耐環境性能も強化

工場内の危険領域に作業者が入るときのドアの開閉を検知し、機械を安全に停止させるセーフティドアスイッチ。オムロンでは、食品工場向けに最適化された非接触式の「D40A-2」を開発。食品装置メーカーや食品企業への提案を強化している。

国際安全規格で、危険度が高い装置に求められる安全レベルの中でも最高のカテゴリ4/PLeを実現しながら、シンプル設計でコストを抑えた点が特長だ。

「こうした安全機器を使用しお客様は安全性の向上を進められている一方で、製造する製品の付加価値には直接結び付きにくいため、装置競争力の観点からコストアップは最小化したいというニーズがある。今回の製品では、最高レベルの安全性と耐環境性能のコストパフォーマンスを追求した」。同社セーフティ事業部の去来川(いさがわ)主査が説明する。

同種製品にはいくつかのタイプがあるなかで、高い衛生レベルが求められる食品工場に適した、部品間の接触・摩耗の起きにくい非接触式を採用した。

またあらゆる製造工程での活用に配慮し、耐環境性能を向上。-25~+70℃と従来品よりも幅広い温度環境に対応した。欧州からの要望が多かった耐薬品性能を高めるため、洗浄が必要な工程に対応するECOLAB認証を取得(中性・アルカリ性の特定洗剤で評価)。さらに異物混入リスクを排除するため、レーザ印字によるラベルレス仕様としている。

高温になるオーブン周りや、頻繁な洗浄が必要な食肉加工機械・計量器など、活用の幅が大きく広がった。

グローバル展開する食品企業も多いことから、海外工場での導入を視野に入れた設計を重視。各国の電波法に抵触しない磁気検出を採用した電子式のスイッチにより、正確で安定した検出と仕向地フリーの実現を図った。

「これまでは、お求めやすい価格を考えるとカテゴリ3/PLdまでの認証しか取れなかった。この製品では当社の安全に関する独自ノウハウをフル活用し、価格は変えずに安全レベルを引き上げた。価格競争力には自信があり、これから安全対策をしたいがあまりコストはかけられないというお客様でも導入しやすいと考えている」(去来川氏)。

自動車やデジタル分野で強みを発揮してきた同社セーフティ部門。培ってきた技術と提案力を武器に、食品業界向けに仕様強化した製品で、より貢献していきたい考え。設備安全に関する困りごと全般について、相談に応じるとしている。

関連記事

インタビュー特集

ごま・きな粉の真誠 冨田博之社長 新領域への挑戦果敢に 「おつまみ」で新たな売場開拓

ごま・きな粉の真誠(愛知県北名古屋市)の25年12月期連結売上高は104億6100万円となった。前年をやや割り込んだものの、価格改定や相場変動で一部原料ごまの価格が軟化したことなどから粗利が改善、営業増益とした。

生産現場が潤う農業を 安定供給と安定価格実現 アムハイドロ・パシフィック ポール・マイルズ社長

気候変動や耕作地の減少、後継者不足など農業が抱える課題は多い。農作物を扱う流通・小売業にとっても、天候に左右されやすい不安定な供給量とそれに合わせた価格の変動など、問題点はいくつも挙げられる。

“お米の新たな発酵食品” 代替肉CoMeat®需要創出に挑む 跡部季子取締役

プロテインクライシスが叫ばれる昨今、キノコなど糸状菌から作られる代替肉(マイコプロテイン)が注目を集めている。2021年設立のアグロルーデンス(佐賀清崇社長)は、お米と麹で作った新たな発酵食品CoMeat®を展開。

Mizkan フルーティス刷新(後編) 「新・果実体験」を提供 リフレッシュしたい時に

Mizkan(以下ミツカン)は今春、食酢飲料「フルーティス」ブランドをリニューアルした。家庭用では業務用で人気の「シャインマスカット」「あまおう」「白桃」を、家庭用・業務用の双方で「ざくろ」を新発売した。

Mizkanフルーティス刷新(前編) 果実のおいしさが主役の新製法 マーケティング本部 田中菜々美氏に聞く

Mizkan(以下ミツカン)は今春、食酢飲料「フルーティス」ブランドをリニューアルした。