「新しいお茶づけのカタチ」提案 カップタイプでいつでも「ホッと」する食シーン創造へ 永谷園

永谷園は「新しいお茶づけのカタチ」を提案する。お湯を注ぐだけで楽しめるカップ茶づけ「カップ入り お茶づけ海苔」と「カップ入り さけ茶づけ」の2品(税別希望小売価格200円)を9月9日から新発売する。いつでもどこでも「ホッと」できるお茶づけを投入し、「ホッと」する食シーンを創造。お茶づけカテゴリー全体の拡大を目指す。

新商品のカップ茶づけは、さらっとしたお茶づけに最適なごはんを追求した。フリーズドライ適性のある国産コシヒカリを使用し、圧力をかけて高温で炊く新製法「加圧高温炊き製法」を採用することで、食感(粒感)をアップさせた。

「お茶づけ海苔」で海苔を2倍、あられを1・5倍、「さけ茶づけ」で鮭フレークを1.3倍、あられを1.2倍使用するなど最後のひと口までおいしく食べられる品質も追求。また、どんな時でも気軽に食べられるボリューム感も実現した。

導入期、需要期にはTVCMを投下し、SNS・Web動画を展開するなど広告から店頭までのバックアップ施策を実施。また、TVCMの投入による定式幕デザインの露出を通じ、離反ユーザーへのリマインド効果、レギュラー商品への波及効果も狙う。

同社は新商品発表会で「新たなお茶づけ文化、新たなお茶づけのカタチといえる、気軽で身近にお茶づけを食べられるカップのお茶づけを、満を持して発売する」(井澤直登取締役マーケティング本部長)と強調。主力の「お茶づけ海苔」は今年で発売から72年を迎えるロングセラー商品だが、カップ茶づけについても「それに続くようなロングセラー商品に育てていきたい」(同)とした。