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2025 / 11 / 04 火曜日
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逆光線(コラム)藤井七冠のおやつ
〈持続可能性追求するアイルランドの食料生産〉シーフード編①大西洋の自然が育む恵み 海洋資源の保護に重点

藤井七冠のおやつ

藤井聡太七冠が最年少で「永世棋聖」の称号を手にした。「永世」称号の条件は連続5期や通算5期などタイトルによって異なり、「永世棋聖」は通算5期のタイトル保持が必要だが、藤井七冠は初めて獲得した「棋聖」をそのまま守り抜いた。

▼藤井七冠の2つ目の永世称号がかかる「伊藤園お~いお茶杯第65期王位戦」の1戦目が7月6・7日に名古屋の徳川園で、2戦目は同月17・18日に函館の湯元啄木亭で行われ、一進一退の激戦が繰り広げられた。

▼対局の状況とともに、対戦時に選ばれるおやつの行方への注目も恒例になった。名古屋では商工会議所が主催する「勝負おやつコンテスト」が事前に開催され、73に上る新旧の洋和菓子店や菓子メーカーなどの応募から一次審査で20品程度に絞り、二次審査では1万人以上の一般投票でさらに8品まで絞った。

▼藤井七冠と渡辺九段が選んだおやつを提供する和菓子店、洋菓子店では対局の翌日に将棋ファンなどの行列ができ、多めに用意された商品も早々に完売したそうだ。藤井七冠の永世称号も気になるところではあるが、対戦中のおやつ、勝負めしをめぐる菓子店やメーカーの盤外戦もまだまだ注目されそうだ。

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