三井物産流通グループは10~11日の2日間、東京ビッグサイトで総合展示会「三井物産流通グループフードショー」を開催した。出展社数433社。小売業や外食ユーザーなど得意先約2,500人が来場した。
エントランスでは、グループの物流インフラや戦略・機能をアピール。最先端の自動化・省人化設備を導入した首都圏東物流センターや全国の幹線物流ネットワーク機能を紹介した。
企画提案コーナーでは、多様化するライフスタイルを切り口に、フレキシタリアンやヴィーガン、タイパ・コスパに対応した商品を提案。量販のチルド売場を演出する「スイーツコレクション」や、インストアベーカリーの満足度向上と売上アップに貢献するフィリングのアレンジ提案、ワンランクアップの素材やスイーツ商材の提案が注目を集めた。
「ウエルネス」コーナーでは、健康やサステナブルをテーマにした家飲みレシピ、からだにやさしいお酒、世界各国のビール、人気の炭酸割りメニューを紹介。ドラッグストア向けにベジチェックや脳年齢チェックの体験コーナーも設けた。
「サステナビリティ」コーナーでは、こだわりの産直野菜やスーパーの産直売場業務をサポートするクラウドシステムなど、同社グループの青果事業の多彩な取り組みを紹介した。
そのほか、同社グループ社員が紹介する「全国のいいもの・美味い店」企画や、グループ会社の藤徳物産、浅井酒類、永井商店が地域商材を紹介。
オリジナルブランド「ハートフル畑」では、秋冬新商品の「鍋〆用ラーメン」(2食入り)をはじめ、ジャパン・フード・セレクショングランプリ受賞の「皿うどん」や人気の「鍋焼うどん」を紹介。
「にっぽん元気マーケット」では「たっぷりツナのスプレッド」「北海道ミルクプリン」などの新商品を拡充する。
輸入酒類では、今秋発売予定の「シメイ」待望の缶ビール製品(シメイ ホワイト缶)や「バラデン」ロックンロール缶をはじめ、強みである世界各国のクラフトビールやワインなど多彩なラインアップを紹介した。
「にっぽん元気マーケット」ブースには全国各地の特長ある地域のメーカー167社が出展。市販用(96社)、酒類(48社)、業務用(63社)、日配(28社)、惣菜(12社)、ペット(20社)などフルカテゴリーで同社グループの総合力をあますところなく披露した。