「あずきバー」を展開する井村屋は、7月1日「あずきバーの日」を前に、6月28~30日に東京、29日に名古屋、大阪、三重会場で「あずきバー」計1万5千本を配布する縁日イベント「あずきバー祭り2024」を実施。東京会場となったコレド室町テラス(中央区)は初日、雨模様にもかかわらず多くの人でにぎわった。
井村屋グループ取締役会議長の浅田剛夫氏は「昨年は、あずきバーシリーズ全体で過去最高出荷となる3億1千500万本のあずきバーを販売した。井村屋に占めるアイス全体の売上も年々増加し190億円、将来的には200億円に近づいている。海外進出から年数が経つが比較的好調に推移しており、全世界ではまだまだ販売のチャンスがある」とし、さらなる拡販に意欲を示した。
ゲストには今年でイメージキャラクター9年目を迎える尾上松也さんが登場。印象に残っているCMを聞かれ「スタジオ内に大きな牛が登場して共演した時は驚いた。今は音楽やダンスが入っているのが定番だが、最初にダンスが入ってきた時もまさか歌って踊る日が来るとは思わなかった」と振り返った。
「あずきバー」の魅力については「カチカチの硬さ。かみ砕きながら味わって楽しむアイスはほかになくて大好きな魅力の一つ」と語った。これを受けた浅田氏は「あずきと砂糖、塩だけのシンプルな作りが氷のような硬さをつくっている。硬いのがすっと溶けて口の中に広がるあずきのおいしさが特長」と説明した。
尾上さんは「疲れている時やリフレッシュしたい時、夏にキンキンに冷えた『あずきバー』を食べると、一瞬脳が無になってリラックスできる。撮影現場で食べていただいた際にも喜ばれる。過去最高出荷というのは、令和の若い世代にも浸透してきている証で非常にうれしい」と語った。当日は30分間限定で、尾上さん自身も「あずきバー」を集まった人々に手渡した。
縁日をイメージした会場には、わなげ、的あて、ヨーヨーつりの3つの屋台を展開。それぞれのゲームをクリアした人に、あずきバー祭り限定デザインのヨーヨー、オリジナルメモ帳、アズキキングパズルキーホルダーなどをプレゼントした。