加工食品冷凍食品冷凍食品大手5社 物流の安定化を協働で検討へ 各エリアでの共同物流を基盤に拡大

冷凍食品大手5社 物流の安定化を協働で検討へ 各エリアでの共同物流を基盤に拡大

味の素冷凍食品、テーブルマーク、ニチレイ、ニッスイ、マルハニチロの5社は、冷凍食品の物流における効率的で安定した体制を実現するための検討を協働で開始する。

これまでも各エリアで個社同士の共同物流は行ってきた。南九州・北陸地区における味の素冷凍食品、ニチレイ、ニッスイ、関西地区におけるテーブルマーク、ニチレイ、マルハニチロなど。今後はこれらを基盤としつつ、協働体制を広げて充実させる。物流業界の労働力不足、GHG(温室効果ガス)排出量の削減への対応に加え、冷凍食品の物流は手荷役が多い特有の課題があり、既存の枠組みを超えた取り組みを推進する必要があると判断した。

今後は各社の物流責任者が連携し、定期的に検討していく予定。主な内容は、

①共同物流の拡大(共同保管・配送による積載率の向上と物流ネットワークの安定化)
②物流課題への対応(物流現場における生産性向上への協働の取り組み)
③物流GX・DXの推進(共通プラットフォームによるデータ共有・利活用)

日本冷凍食品協会が23年12月25日に公表した「物流の適正化・生産性向上に向けた冷凍食品業界の自主行動計画」に従い、冷凍食品物流の持続的成長の確保を目指す。

関連記事

インタビュー特集

Mizkan フルーティス刷新(後編) 「新・果実体験」を提供 リフレッシュしたい時に

Mizkan(以下ミツカン)は今春、食酢飲料「フルーティス」ブランドをリニューアルした。家庭用では業務用で人気の「シャインマスカット」「あまおう」「白桃」を、家庭用・業務用の双方で「ざくろ」を新発売した。

Mizkanフルーティス刷新(前編) 果実のおいしさが主役の新製法 マーケティング本部 田中菜々美氏に聞く

Mizkan(以下ミツカン)は今春、食酢飲料「フルーティス」ブランドをリニューアルした。

学生が育てるアーモンドの木 明日の社会へ価値循環 デルタインターナショナル×キャンポスブラザーズ

アーモンドの世界的産地である米カリフォルニア州でも、トップクラスの供給量を誇るキャンポスブラザーズ社。日本の販売総代理店を務めるデルタインターナショナルでは、学生の手でアーモンドの木を育てて商品化することを目指す玉川大学の...

原点は休憩中に見上げたキウイ 全国で食材発掘、生産者と企業つなぐ サッポロビールの地域創生事業

 明治9年(1876年)、北海道で新たな産業を興すべく設立された「開拓使麦酒醸造所」をルーツとするサッポロビール。創業150周年を迎える今も、その“開拓”の精神は息づく。ビール会社としての枠にとらわれない発想力を武器に、事業領域拡張の最前線で奮闘する人物に迫った。一次産業を担う各地の生産者と企業のバイヤーをつなぎ、農林水産物の需要創出をサポートするサッポロビールの地域創生事業。その原点は、外食企業のコンサルティングを手がける部署で九州の拠点に配属されていた、一人の担当者のひらめきだった。

カキ養殖の展望を聞く〈前編〉 “殻付き”市場拡大 環境変化と効率化に対応 シーパジャパン・吉本剛宏社長

瀬戸内海で養殖カキが甚大な被害を受け、生鮮市場だけでなく加工メーカーや流通にも影響が及んでいる。こうした中、従来の養殖方法とは異なるシングルシード養殖法が注目されている。