9 C
Tokyo
8.1 C
Osaka
2025 / 12 / 30 火曜日
ログイン
English
加工食品調味料・カレー類オタフクソース パリに支店 欧州の売上倍増めざす

オタフクソース パリに支店 欧州の売上倍増めざす

オタフクソースはパリに支店を開設し、今月から事業を開始した。

欧州には日本食レストランが約1万6千店あり、この4年間で約4千店増えている(農水省調べ)。この間、同社の欧州での売上も倍増した。また、同社の調べによると欧州にあるお好み焼店は34店、たこ焼店は10店で、これら専門店のうち10店がこの3年の間にオープンしたものだ。

こうした背景を踏まえ、「ビジネスの中心であり、外食産業の規模が大きく、ハブとしての機能も高い」(同社)パリに欧州の拠点を置くことを決めた。

現在の欧州における売上構成比は、家庭用と業務用がほぼ半分ずつ。品目ではソース類が6割、酢類が3割、その他(お好み焼関連食材など)1割となっている。

欧州でも国内と同様、お好み焼などのメニューの認知度を高めることに重点を置き、デモ販売やイベント出展を積極的に行う。27年9月期には、欧州の売上高を現在の2倍強に当たる10億円に高める考えだ。

なお、同社の海外支店は台北(2018年開設)に続き2番目となる。

関連記事

インタビュー特集

小川珈琲、バリスタ育成とコーヒー産地での活動に先駆的に取り組みブランド力向上 基盤強固に新事業を展開 宇田吉範社長CEOが意欲

9月1日から現職の宇田吉範代表取締役社長/CEOは、バリスタとコーヒー産地での活動に先駆的に取り組み、小川珈琲のブランド力を引き上げた立役者。

米国の認証機関として、米国輸出への総合支援に自信 認証だけでなく、企業の社会的信頼を高める仕組みづくりもサポート ペリージョンソン ホールディング(PJR) 審査登録機関

ペリージョンソン ホールディング(TEL03-5774-9510)は、ISO認証、ビジネスコンサルティング、教育・研修事業を通して顧客のサステナビリティ活動の普及に尽力。

国際的情報豊富な感覚で審査を展開 細分化したフードセクターに精通した審査員多数 SGSジャパン(SGS) 審査登録機関

SGSはスイス・ジュネーブに本拠を置き、試験・検査・認証機関としては世界最大級の規模である。世界115カ国以上に2500以上の事務所と試験所を有し、各産業分野における検査や試験、公的機関により定められた規格の認証などを行っている検査・検証・試験認証のリーディングカンパニーである。

キンレイ「鍋焼うどん」、さらにおいしく進化 自社工場でかつお節を削り出した理由とは 50年のこだわり脈々と

キンレイの冷凍具付き麺「お水がいらない」シリーズが販売好調だ。2010年に立ち上げ、昨24年までに累計2億食以上を販売している。

日本酒「獺祭」輸出4割増 「海外トップブランドが強み」桜井社長

清酒「獺祭」の輸出が世界各国で伸びている。前9月期は総売上高213億円(前年比9%増)のうち、輸出実績(未納税含まず)は79億円、実に4割増だった。