コーヒー飲料 ショート缶維持に注力
コーヒー飲料市場は近年、ほぼ横ばいか微増で推移する中、容器やサブカテゴリーの構成が大きく変わりつつある。まず挙げられるのがボトル缶の伸長とショート缶と呼ばれるステイ・オン・タブ(SOT)缶の低迷だが、今年に入りサントリー食品インターナショナルの「クラフトボス ブラック」が
「オイルde変える 植物のチカラRevolutioN」 日清オイリオグループ
日清オイリオグループは東京、大阪で「秋のプレゼンテーション」を開催した。量販店、卸店の部門長・バイヤーに向けて、秋冬商戦に向けた販売施策や提案活動を紹介するもの。東京・大阪の2会場でトータル約800人の得意先関係者が来場した。
旭食品フードランド2017 テーマは「食楽生活」
旭食品は6、7の両日、高知市の高知ぢばさんセンターでフードランド2017を開いた。今年で52回目。「食楽生活 豊かで楽しい食に信頼と安心をそえて」をテーマにメーカー324社が出展、得意先約2千100人が来場した。
9月15日は「ひじきの日」 今年もおかげ横丁でサンプリング
三重県ひじき協同組合が9月15日を「ひじきの日」と制定してから、今年で33年。「ひじきを食べて末永く健康に暮らしていけるように」との願いを込めて旧敬老の日を記念日とした。
機能性食品市場確立へ 300社、1千件超えで
健食市場の成長を担う機能性素材の開発はここ数年、機能性表示制度の施行に合わせて進展してきた。施行以降の2年間は、メーカー、販社、受託企業ともに届け出および受理数を増やすことで、新制度への対応を進め、競合他社に先駆けて市場における企業の存在価値を示してきた。
総合海苔 原料高騰まさかの4年目
前年度漁期(2016海苔年度)はまさかの4年連続で原料が高騰する異常事態となった。値上げ交渉も追いつかない未曽有の危機に直面し、既に5月以降から再値上げや容量変更も実施。しかしながら、3月期~11月期見込みの決算は惨憺たる内容になっている。
アイスクリーム 8月市況7%減
これがあるからアイスは恐い。散々、猛暑・酷暑が喧伝されたものの、いざフタを開ければこの始末。関西以西は昨年並みの猛暑となったが、関東以北は中旬に山背に見舞われ昨年以上に数字を落としている。
カルフォリニアくるみ 世界需要に対応し供給拡大へ
世界各地で幅広い層に好まれるくるみ。ここ10年ほどは世界的に需要が堅調さを増しており、高品質で安定した供給量を誇るカリフォルニア産への引き合いはますます高まっている。
RTD 上半期2ケタ 勢い続く 「基準」マイナス影響なし
この10年弱の間、快走を続けるRTD市場は今年も好調だ。年初には、今年は4~5%程度の伸長が予測されていたが、上半期(1~6月)は前年同期比110%と2ケタ台の伸びを見せた。
チルド麺 長期低迷に歯止めを
「チルド麺カテゴリーは長期ダウントレンドということで非常に元気がないマーケットになっている。これは当社を含む大手メーカーが、お客さまに対し新しい価値提案を十分できていないため」(伊地知稔彦日清食品チルド社長)。
菓子流通 商社・食品卸の進出活発化 業界揺るがすコンビニ帳合
菓子市場は小売金額3兆4千億円、生産金額2兆4千億円の金額規模を有し、そのうち菓子流通は1兆5千億円を担う専業流通機構である。昨年度まで菓子市場の小売・生産金額が4年連続で前年超えで推移する中、当然ながら菓子流通市場もその追い風を受けてきた。
シチュー 新提案で食シーン拡大
ルウシチュー市場は縮小基調にある。家庭内におけるシチューメニューが低調に推移し、シチューの素としての家庭用ルウシチューが苦戦を強いられている。一方、上位メーカー各社は引き続き商品、メニュー、食シーンの提案に力を入れている。
ミツカン 下期の重点取組み 鍋カテゴリ―活性化
Mizkanは2017年度下期(9~2月)の重点取り組みとして、鍋カテゴリーのさらなる活性化、新カテゴリーと位置付ける具入り合わせ調味料「CUPCOOK(カップクック)」ブランドの育成に力を注ぐ。
食を支える“マルチ専門展” 秋の複合展示会
東京ビッグサイト・東ホールで13~15日、食に関するあらゆる情報が集結する“秋の複合展示会”が開催される。フードシステムソリューシ実行委員会とアテックスの共催による第13回「フードシステムソリューション2017」(略称=F―SYS、事務局=03―3503―7319)では、「学校」「病院・高齢者施設」「惣菜工場・セントラルキッチン」などの調理機器・技術・資材・サービス・食品・食材が一堂に集結。
北海道塩市場 水産物減少が多大な打撃 業界の協調体制が必須
北海道は塩の一大需要地である。水産、漬物、それに道路用など用途も多岐にわたっている。ただ、昨今の漁獲量の急激な低下は漁民のみならず、塩業界にも多大な影響を与えている。
鍋つゆ 健康・美容など付加価値競う 天候不順、野菜高を懸念
9月に入り、鍋つゆ商戦もいよいよ本格スタート時期が迫ってきた。今年は残暑が長引くとの観測で、小売店頭の切り替え時も判断が難しいところ。さらに8月は天候不順・曇天続きで日照時間が短く、野菜の生育に大きく影響を及ぼしている。
中京つゆ市場 濃縮苦戦、ストレート健闘 秋冬は鍋と白だしの戦い熾烈に
2017年度中京つゆ市場は、4~7月累計で3〓ほどの前年同期比マイナスとなった模様だ。ストレートつゆが比較的健闘したものの、ボリュームの大きい濃縮つゆが90%台前半と苦戦した。
最需要期に向け提案多彩 世帯人数減少で小容量化進む
コーヒー、紅茶、ココアなどの家庭用嗜好品は、環境の変化に対応した施策や新商品、周年キャンペーンなどが目白押しとなっている。春夏の前半戦はカテゴリーによって泣き笑いがあったが、最需要期に向け、どのカテゴリーも活性化へのさまざまな策を用意している。
野菜自体が価値ある食材 “21世紀の漬物”を創造へ ピックルス全国制覇へ
漬物市場では徐々に集約が進んでいる。廃業や倒産で市場を去ったメーカーの取引をフォローすることで、売上げを伸ばしているメーカーもあるが、それは集約であって市場拡大ではない。
九州・沖縄100億円企業ランキング 売上総額3年連続25兆円超
東京商工リサーチ福岡支社は毎夏恒例、九州・沖縄に実質上の本社を置く2016年度(16年4月~17年3月)の「九州・沖縄100億円企業ランキング」をまとめた。これを元に食品関連企業だけを抜粋して一覧表にした。