みりん 1~6月 約1%増で推移
今年1―6月のみりん課税移出数量は4千865万Lで前年同期に比べ0・9%増で推移した。みりんカテゴリーはほかの基礎調味料同様に家庭での調理機会減少や、専用調味料およびつゆ・たれ類の拡大により長期的には漸減傾向が続いていたが、
中国地区卸 小売再編、人口減少の中 地域支える商売を
人口減少と高齢化が急速に進む中国地方。特に、その傾向が強い山陰や山口地区でDgsやDSの進出が続いている。表は今年1月から7月の間に、各県と政令市に届け出があった大店立地法に基づく新設物件の一覧。
外食産業と地元墨田区に貢献 多品種少量生産の宇都宮工場が核
1916年、地場のラムネ屋として創業し、昨年、創業100周年を迎えた丸源飲料工業。関東大震災からの再建や第二次世界大戦からの復興を経て、戦後の高度経済成長と外食文化の黎明に商機を見いだし、1975年、外食産業のサプライヤーとして多品種少量生産の方針を固めた。
中田食品 産学連携の商品開発 鍋物用途で梅干し需要を喚起
梅干トップの中田食品は27日、全国のイオン各店でストレート鍋つゆ「梅豆乳鍋つゆ 梅なでしこ鍋」を発売開始した。梅花女子大学の学生が考案した商品で、同大学と中田食品、凸版印刷が共同で行った産学連携ワークショップにより実現した。
九州即席麺 総計実績は微増で推移 独自の強み生かす展開
即席麺業界における17年1~8月までのJAS受検数は、ドライタイプでは袋麺が前年同期比95・7%、カップ麺104・6%、即席麺総計では101・9%と全体的に前年を若干上回る形となった。
北陸市場 新幹線効果、やや薄日 金沢を中心に集客続く
東西に細長い北陸地方は北は日本海、南は越後山脈が縦断する。北陸への出入りは東の新潟県、西は岐阜県や滋賀県に限られるため、古くから他の地域の影響を強く受けることがなく、独自の食文化、流通が発展してきた。
トマト調味料 健康機能で需要活性化
トマト調味料は長い間、マイナスの局面を抜け出せず、15年は原料高による値上げにより消費の落ち込みが懸念されたが、各社の懸命な販促努力でマイナスを回避、逆に再びプラスに転じた。16年もプラス基調を維持。特にトマトのリコピン効果や減塩機能がテレビの情報番組などで取り上げられたことで勢いを保った。
鍋つゆ中心に拡大必至 単価アップによる活性化も
鍋用調味料の市場は味付け鍋用調味料としての鍋つゆを中心に堅調に推移してきた。15年度、16年度と軟調な動きを強いられたことは事実だ。特に16年度は高温と野菜価格高騰のダブルパンチに見舞われ、苦戦を余儀なくされた。
JAPAN PACK 2017 10月3~6日東京ビッグサイト
日本包装機械工業会主催の「JAPAN PACK 2017(2017日本国際包装機械展)」が10月3~6日、東京ビッグサイト・東展示棟1~6ホールで開催される。初開催以来、「需要業界の合理化・省力化への貢献」「包装機械および関連機器産業の発展と基礎強化」を一貫した目的・理念とし、隔年開催で実績を積み重ね、今年で31回目を迎える。
和日配版 秋冬商戦 新たな有望カテゴリ― ハロウィン需要の開拓本腰
練りの秋冬商戦が始まった。おでん、鍋商戦、年末おせち商戦と年間の最需要期を迎える大事なシーズンだ。気温が低くなり煮炊き料理が恋しくなるような市場環境も重要だが、需要開拓はもっと大事な練り市場でもある。
家庭用缶詰 深刻な原料悪化に直面
缶詰業界は原料状況の悪化に苦慮している。サンマやサケ、カニ、ホタテなどの水揚げが減少。農産品は昨年秋の台風被害や天候異変で、不安定な原料状況が続いている。缶詰は製品に占める原材料比率が高く、農水産物など原料事情に左右されるのは宿命だが、今シーズンは過去にない厳しい状況に直面している。
ヨーグルト市場 ブレーキかかった上期
前年度最終四半期(1~3月)からブレーキがかかったヨーグルト市場。今年度上期(4~8月)もプロバイオティクス(機能性)ヨーグルトを中心とするドリンクが伸長する一方、プレーン、ハード、ソフトは前年割れとなり、市場は数ポイントのマイナスで折り返す見通しとなった。
防災食特集 備蓄スタイル、売場に変化
地震や台風、洪水、集中豪雨など自然災害が多発する中で、家庭内や企業、自治体などで防災意識が高まり、「防災食」に関心が集まっている。技術革新を取り入れた商品が各社から発売され、一定の市場を形成している。
餅 ゆっくり進化遂げる市場 浸透に我慢重ねるメーカー
餅市場は包装餅330億円、鏡餅120億円の450億円市場を形成している。この金額規模は決して大きいとはいえないが、10~12月の3か月という短期間をピークに動くだけに、小売業、中間流通業にとって無視できない重要なカテゴリーの一つとなっている
潜在的異物は無数に存在 各種対応機材の活用を
近年、さまざまな食品に対する異物混入問題が急浮上し、食品回収(リコール)の件数も増えている。背景には、消費者の食品安全意識の高まりに伴い、“潔癖性”に代表される消費者の衛生観念が変化し、異物混入に対してもこれまで以上に厳しい目を向けているという要因がある。
シニアの白ご飯離れ 和日配への影響いかに
ある調査会社の独自調査によると、日本人の夕食は12年から5年間、上位5メニューの順位に変動は見られないが、白ご飯、漬物が減少傾向にあるという。18~69歳の女性における過去5年間の夕食メニューについて比較分析を行ったことで分かった。
納豆 “海図なき戦い”に突入か 健全な成長へ品質の追求を
納豆はここ数年、販売堅調に推移し、タカノフーズ、ミツカンの大手2強、国産のあづま食品、業務用のヤマダフーズ、地域ごとに特色のある中小メーカーと、ある意味で市場バランスが保たれていた。
豆腐 渦中に飛び込む勇気を マーケットインの商品開発
マーケットインの発想により、長らく硬直化していた豆腐売場も徐々に変わりつつある。消費者の声を真摯に聞き、商品開発に生かそうとするメーカーが増えてきた。消費の渦中に飛び込んでみなければ現在のニーズを的確につかむことはできない。
パスタソース 成長続く個食レトルト 新ブランド登場で熱戦
家庭の食卓におけるパスタメニューの多様化とともに、メニューのバラエティー化と付加価値競争が強まるパスタソース市場。この秋も各社はさまざまな食シーンを狙い、新たな提案で攻勢を強めている。
飲料TODAY ネスレ日本新IOTサービス開始
ネスレ日本は9月5日に、コーヒーマシン「ネスカフェ ゴールドブレンド バリスタi【アイ】」と専用タブレットをセットにした新IoTサービス「ネスカフェ コネクト」を開始した。