一般社団法人日本イタリア料理協会は、イタリア料理専門展「第12回ACCI Gusto2024」を開催。1月30日から2日間にわたり東京・港区海岸の都立産業貿易センター浜松町館で行われ、約3千300人が来場した。
当日は食材や飲料、機器などの製品やサービスなどが展示され、協会シェフによる調理デモンストレーションやセミナーなども開かれ、イタリア料理店だけでなくホテル関係者やイタリアンテイストを取り入れたい飲食店などが多数訪れた。
開会式で片岡護会長(アルポルト)は、「コロナが明け、これからという時期に能登半島地震が発生した。協会でも様々な形で協力、支援するとともに、イタリア料理を通して盛り上げていきたい」とあいさつ。協会の片岡会長、落合務名誉会長(ラ・ベットラ・ダ・オチアイ)やイタリア大使館のジャンルイジ・ベネデッティ大使、メーカーを代表してカゴメの袴田祥人食品企画部長らがテープカットを行った。この中でベネデッティ大使は「ACCI Gustoを通して優れたイタリア料理や革新的な製品を紹介し、メイドインイタリーの食材やワインに貢献してほしい」と語った。
会場では「冷凍イタリア産グリル野菜」をテーマとしたイタリア料理コンテスト「第4回Premio ACCI」の決勝戦が6人のシェフによって行われ、羽鳥雅晴さん(オステリア アズーリ カーサ)がグランプリを受賞。審査員のカゴメの藤原和弘コーポレートシェフから日本、イタリア往復航空券が贈呈された。
第13回ACCI Gusto2024は11月26日(火)、27日(水)の2日間、都立産業貿易センター浜松町館で、第4回ACCI Gusto京都は2025年2月6日(木)、7日(金)の2日間、ANAクラウンプラザホテル京都で開かれる。