東海コープ虹の会 「物流改革に本格着手」 新春の集いで大坪理事長

東海コープ事業連合と取引先で作る東海コープ虹の会の「新春の集い」が1月18日、名古屋東急ホテルで開催された。会場では、能登半島地震の復興支援のための募金箱を設置し、協力を呼び掛けた。

内堀泰作代表幹事(内堀醸造・社長)は「われわれ業者は30年に及ぶ東海コープ事業連合の歴史の中で、常に組合員と交流を続けてきました。その結果、組合員さんがいかに私たちの会社を信用してくれているか、組合員がいかに自分たちの商品を大切にされているか、商品提案に組合員のフィードバックがいかに重要であるか、学んでまいりました。すべての参加者に感謝し、その歴史に誇りを持ち、今年も東海コープの価値を一層高めていくことができるように精進できればと願っている」とあいさつ。

内堀泰作代表幹事(東海コープ虹の会) - 食品新聞 WEB版(食品新聞社)
内堀泰作代表幹事(東海コープ虹の会)

東海コープ事業連合の大坪光樹理事長は「今年は東海コープの中期計画の3年目にあたり、東海コープの30周年となる。基幹事業の宅配を中心にリノベーションを図り、どのようなブランディングを行っていくのか組合員と職員が一緒になって議論を進めている。物流改革も本年度から本格的に着手し、店舗事業でも3生協が揃って基本的なフォーマットを統一することと、MDの統一に力を入れていく。SDGsが目指す持続可能な社会の実現に向けて、組合員と地域の皆さま、会員生協、お取引先と一緒になって『四方よし』の精神で貢献をしていきたい」と話した。

記念講演では、気象予報士の森田正光氏を講師に招き、異常気象や温暖化のしくみについて話した。さらに、「お取引先表彰」では、三重地域で夏休みの親子工場見学の受け入れなどを行った下津醤油(津市)など13社・団体が表彰された。