ファミリーマート、プラスチック製のスプーン・フォーク・ストローを有料化 直営店舗約100店で1月29日から実施

 ファミリーマートは、1月29日から全国の直営店舗約100店で、無償提供しているプラスチック製のスプーン・フォーク・ストローを有料化する。
 これにより年間約4トンのプラスチック使用量削減を見込む。全国の店舗に拡大した場合、削減量は年間約715トンと見積る。

 有料化の対象となるのは計6種。デザート用スプーン(小/大)は4円、スプーンとフォークは6円、ストローと曲がるストローは4円で販売される。フラッペ用のストローは「商品の特性を鑑み必要との判断」(ファミリーマート)から、引き続き無償で提供する。

 今回、直営店での先行実施を通じて「プラスチックの削減をさらに推進するとともに、店舗をご利用されるお客さまのご意見や店舗オペレーションを検証し、全国の店舗への拡大を検討していく」。

 同社はプラスチックの削減を重要な社会的課題と捉え、21年9月からスプーンを持ち手部分に穴が開いた軽量化デザインへ変更。22年10月から店頭でのプラスチック製フォークの提供を原則取りやめている。