8.4 C
Tokyo
7.1 C
Osaka
2026 / 01 / 29 木曜日
ログイン
English
飲料嗜好飲料味の素AGF、インスタントコーヒーを個包装したスティックブラックカテゴリーが二桁増 味わいが評価されている点に商機

味の素AGF、インスタントコーヒーを個包装したスティックブラックカテゴリーが二桁増 味わいが評価されている点に商機

 味の素AGFは、インスタントコーヒーを個包装したスティックブラックカテゴリーで簡便性に加えて味わいが評価されている点に商機を見出す。

 スティックブラックは、お湯を注ぐだけで作れる手軽さと、個包装のため1杯ずつ新鮮な味が楽しめる点から支持を集め、近年、二桁増で推移している。

 好調要因について、10月12日取材に応じた江村治彦コンシューマービジネス部長は「ブラックコーヒーと受け止められており高い品質が認められている。瓶や袋入りのインスタントコーヒーからのスイッチだけでなく、外食でのカフェ需要やレギュラーコーヒーからの流入が大きな伸長要因となっている」と分析する。

味の素AGFの江村治彦コンシューマービジネス部長
味の素AGFの江村治彦コンシューマービジネス部長

 そのほかスティックブラックの特徴的な動きとしては、若年層からの支持が挙げられる。

 一般的に、中高年は瓶や袋入りの大容量のインスタントコーヒーを選択する傾向があるが、近年の動きとして、若年層がスティックブラックを“一杯の便利なブラック
コーヒー”の認識で選択する動きが広がりつつあるという。

 市場が拡大する中、AGFのスティックブラック商品は市場を上回る伸びをみせている。その牽引役には、「ちょっと贅沢な珈琲店」スペシャル・ブレンド26本入りや、アソートの「ちょっと贅沢な珈琲店 ブラックインボックス」シリーズが挙げられる。

 今年2月に新発売した「ちょっと贅沢な珈琲店」スティックブラックのエリアブレンド4品も好スタートを切った。
エリアブレンドは、日本各地の嗜好性に合わせたもので「東北コクゆたかブレンド」「東海ブレンド」「瀬戸内まろやかブレンド」「九州まろやかブレンド」の4品をラインアップ。

 「ちょっと贅沢な珈琲店」レギュラー・コーヒーのエリアブレンドと同様に定番プラス1品で採用が広がっているとみられる。

 この勢いを加速せるべく9月からは新たに「北陸信越 華やか澄味ブレンド」「北関東 薫る深いコクのブレンド」「関西まろやかブレンド」の3品を発売した。新商品については、「既存品にきちっとオントップするかたちで取り扱いがスタートしている」という。

 同社は今後もスティックブラックの市場が伸びるとみており、さらなる成長に注力していく。

 「ブラックコーヒーである以上、ラテのようにバラエティー感を出すのは難しいが、付加価値によってカテゴリー内でも各製品の価値を高めていける。スティックブラックは産地以外の切り口も考えられ、まだまだタッチポイントを伸ばす余地がある」と期待を寄せる。

 その好例が「『ブレンディ』 スティックブラック 毎日の腸活コーヒー」。スティックブラックのなかでも「腸活」という機能性を切り口にし、3月の発売以来好調となっている。

関連記事

インタビュー特集

カキ養殖の展望を聞く〈前編〉 “殻付き”市場拡大 環境変化と効率化に対応 シーパジャパン・吉本剛宏社長

瀬戸内海で養殖カキが甚大な被害を受け、生鮮市場だけでなく加工メーカーや流通にも影響が及んでいる。こうした中、従来の養殖方法とは異なるシングルシード養殖法が注目されている。

繋げる、繋げる、繋げる たこ焼きコミュニケーション足掛かりに TKO・木本武宏さんが次のフェーズへ

STUDIO TAMUROはお笑いコンビ「TKO」木本武宏さんの活動拠点。木下さんの実妹・大岡真裕美さんが代表を務める「オフィスTAMURO」が運営し、トークライブや、YouTube番組作成スタジオとして利用してきた。昨年5月からは新たな活動として、毎月3日だけ営業する「たこ焼き店」がスタートした。

SST=“サミットの仕事が楽しい”へ 新たな競争軸を作る 服部哲也社長

――中期経営計画の進捗はいかがですか。― 服部 「良い×強い=最強」という言葉を掲げた中期経営計画「頂(イタダキ)2025」は、最終年度を1年延長して26年度までとした。

食品産業センター 荒川隆理事長に聞く 「食サス」設立でサステナ課題深掘り フードサプライチェーン全体の連携で

日本の食品産業は、国内外から調達された農畜水産物を原料として、健康で豊かな生活を送るために必要な加工食品を安定的に製造・供給する産業として発展してきた。

小川珈琲、バリスタ育成とコーヒー産地での活動に先駆的に取り組みブランド力向上 基盤強固に新事業を展開 宇田吉範社長CEOが意欲

9月1日から現職の宇田吉範代表取締役社長/CEOは、バリスタとコーヒー産地での活動に先駆的に取り組み、小川珈琲のブランド力を引き上げた立役者。