セブン‐イレブン「カップデリ」拡大 17年比8倍の売上げ 個食化が進みプラス1品のニーズに対応

セブン‐イレブン・ジャパンの「カップデリ」が個食化に対応して拡大している。

「カップデリ」は、手軽に野菜が摂れる小容量の惣菜・サラダ。デパ地下で売られている惣菜・サラダの見た目と品質を目指して品揃えしている。

2017年の発売開始以降、個食化が進んで高まるプラス1品のニーズを取り込み売場も広がりをみせている。

9月20日発表した青山誠一取締役常務執行役員商品戦略本部長兼商品本部長は「当時(2017年)の売上げを100とすると、現在は8倍の売上げになり、まだまだ伸長し続けている」と語る。

環境配慮とそれに伴う品質向上も販売を押し上げているとみられる。
 
「発売当初はプラスチックのフタだったが、これをフィルムに変更したことでプラスチック使用量を削減するとともに密閉性が向上された。密閉性向上により窒素ガスを入れて変質を防止し消費期限の延長にも取り組んでいる」と説明する。