秋の「日本酒祭り」開催 名古屋の人気ナイトマーケット

名古屋市で人気のナイトマーケット「なやばし夜イチ」が9月22・23日、秋の「日本酒祭り」を開催した。今回の出展は、愛知県の神の井酒造、山盛酒造、金虎酒造、澤田酒造、原田酒造、岐阜県の中島醸造、白扇酒造、若葉、福島県の仁井田本家の9蔵。地元を中心とした飲食店や物販店、クリエイターなども出品し、賑わいを見せた。

来場者はチケット(5枚綴り1千500円)と専用猪口(300円、前回までのものを持参すれば無料)を購入。チケット1枚につき出展蔵元の酒を1杯飲める。

「なやばし夜イチ」は、10年8月から開かれているナイトマーケット。物販やフードのほか、ワークショップや作品展示、ライブステージなどが毎月第4金曜日に催されている。「日本酒祭り」は、その中でも一番の人気企画。春開催が盛況なことから、その後、秋にも開かれるようになった。

主催団体の寺園風代表は「コロナの5類移行後は、なやばし夜イチにも人が戻ってきた。日本酒関連イベントは変わらず人気が高く、客層も幅広い。日本酒イベントに限らず、普段の夜イチでもインバウンドなど外国人のお客様が増えている。さらにたくさんの方に来ていただけるようになれば喜ばしい」とした。