新ブランド「マルちゃん 麺之助」 オープンプライス10品 認知アップで販促強化 東洋水産

東洋水産は、カップ麺で新ブランド「マルちゃん 麺之助」を立ち上げ、オープンプライスの「きつねうどん」「肉そば」「ワンタン麺」「ソース焼そば」など10品を9月4日から一斉に発売する。コンセプトは「笑顔になる美味しさでみんなをお助けしたい」。「充実した品揃えでブランドの認知アップと販促面での相乗効果を目指す」(同社)。

2年連続の価格改定を経て、市場で値ごろ感を訴求できるオープンプライス商品のニーズが高まっていることに着目して開発した。新ブランドの立ち上げに伴いキャラクター「麺之助」が誕生。ヌードル星出身で、好きなことは「みんなを助けること」や「食べること」。最近は「いろんなものの値段が上がって困っている人を、手軽で美味しい麺で助けたい!」と願っているという。「愛らしいキャラクターとともに、当社オープンプライスブランドの認知アップを図る」(CSR広報部)。

豊富な品ぞろえの一部(マルちゃん 麺之助) - 食品新聞 WEB版(食品新聞社)
豊富な品ぞろえの一部(マルちゃん 麺之助)

全10品のうち、和風のどんぶりカップで「きつねうどん」「小えび天そば」「すき焼き風うどん」の3品、タテ型カップで「天ぷらうどん」「肉そば」「鴨だしそば」の3品、中華のどんぶりカップで「ワンタン麺 中華そば」「同 鴨だし塩そば」「同 旨辛麺」の3品、カップ焼そばで「ソース焼そば」の1品。いずれもオープン価格。

同社は「『これでいいや』ではなく『これがいい』と感じていただけるカップ麺を目指す。長年愛されるブランドに育てたい」としている。

なお、既存の「和庵」「うまいつゆ」「いつもの一杯」「焼そば名人」(「うまいつゆ 塩分オフ」除く)は終売し、統一した新ブランドのもとで多彩なフレーバーを展開する。