百貨店屋上でトマト収穫体験 名古屋三越栄店で地元園児招き

名古屋三越栄店の屋上で栽培していたトマトの収穫イベントが7月26日に催された。同取り組みは、百貨店の次世代顧客獲得や親子でのリピート来店のきっかけづくり、子どもへの食育貢献を目的にカゴメとオリエンタルビル、名古屋三越の3社が共同企画したもの。今年4月28日に苗木を植えた「師勝はなの樹幼稚園」の園児約50人が再訪し、真っ赤に実ったトマトを収穫した。

今回、屋上栽培を行ったトマトは、カゴメが種を保有する品種の一つ「凛々子」。トマトジュースなどに利用される中玉の品種で、見た目から中身まで真っ赤に成長し、リコピンが豊富で皮はやや厚め、トマトらしい酸味が特徴。苗木1本当たり多ければ30~50個の実を付ける。この屋上庭園では96本のトマトを植樹。同日含め今夏約3千個の収穫を見込む。

トマト収穫体験の後は、野菜クイズや野菜摂取量推定機「ベジチェック」体験、「凛々子」を使用したプレミアム野菜飲料「百年品質トマトジュース」の試飲などを実施した。お土産ももらって笑顔で帰路についた。