今週末からコロナ禍4度目のゴールデンウイークに突入する。昨年同様、今年も当たり年で5月1日と2日に休日取得をすれば、最大で9連休にできる。
▼今年のゴールデンウイークではこれまでのような全国的な活動自粛の動きがないため、昨年以上の多くの人出が見込まれる。長引くコロナ禍で大きなダメージを受けた外食や観光業や飲食店などのサービス業をはじめ、訪日観光客の増加による内需拡大に結びついてほしい。
▼3月13日からは屋内外を問わず、マスク着用が義務ではなくなった。加えてゴールデンウイーク明けの5月8日から新型コロナウイルス感染症の位置付けを季節性インフルエンザと同等の5類に引き下げられることが決まっている。
▼これから夏に向けて次第に気温が上がってくるにつれて、マスク着用をしなくなる人が増える可能性が高まっている。前述の大幅な人流増加に伴いコロナ感染者の急増や重篤化、変異株発生などのリスクが懸念される。こういった時だからこそ、引き続きコロナ対策に十二分に配慮した節度ある行動を心掛けたいと思う。