11.4 C
Tokyo
17.9 C
Osaka
2025 / 12 / 20 土曜日
ログイン
English
加工食品菓子「チロルチョコ」の松尾製菓、創業120周年 ベトナムに初の海外工場 アジア市場開拓へ

「チロルチョコ」の松尾製菓、創業120周年 ベトナムに初の海外工場 アジア市場開拓へ

「チロルチョコ」の製造を行っている松尾製菓は1日、創業120年を記念し、開発・販売を担うチロルチョコと合同発表会を開催した。松尾祐二代表取締役社長は、チロルチョコ初の海外工場となるベトナム工場竣工を発表し、「アジアでの認知度を高め、市場開拓をより一層強化していく」と意欲を語った。

設立を記念して「創業120周年記念ベトナム旅行キャンペーン」を3月1日~10月31日の期間で実施している。対象商品は、ベトナム工場竣工を受け、ベトナムコーヒーを再現した「チロルチョコ〈ベトナムコーヒー〉」や「同〈バラエティパック〉」「同〈ミルクヌガーパック〉」「ごえんがあるよ〈袋〉」。120周年記念サイトから応募すると、ホーチミン発着のエコノミークラス往復航空券が60組120人に当たり、旅の特典としてチロルチョコベトナム工場見学と現地でのパーティー1回が付いてくる。

また、「チョコ」や「松尾」つながりもあり、チョコレートプラネットがお祝いに駆け付け、これまで発売した約500種類のチロルチョコから、社員が厳選した30種を対象に一番攻めているチロルチョコ「攻めチョコグランプリ」BEST3を当てるゲームにも挑戦。松尾社長から1日宣伝部長も任命され、名刺も贈呈された。チョコプラは、随所に笑いを散りばめながらも「チロルチョコはこれからもどんどん攻めの姿勢でいくのでよろしくお願いします」と宣伝部長らしいコメントも残した。

関連記事

インタビュー特集

米国の認証機関として、米国輸出への総合支援に自信 認証だけでなく、企業の社会的信頼を高める仕組みづくりもサポート ペリージョンソン ホールディング(PJR) 審査登録機関

ペリージョンソン ホールディング(TEL03-5774-9510)は、ISO認証、ビジネスコンサルティング、教育・研修事業を通して顧客のサステナビリティ活動の普及に尽力。

国際的情報豊富な感覚で審査を展開 細分化したフードセクターに精通した審査員多数 SGSジャパン(SGS) 審査登録機関

SGSはスイス・ジュネーブに本拠を置き、試験・検査・認証機関としては世界最大級の規模である。世界115カ国以上に2500以上の事務所と試験所を有し、各産業分野における検査や試験、公的機関により定められた規格の認証などを行っている検査・検証・試験認証のリーディングカンパニーである。

キンレイ「鍋焼うどん」、さらにおいしく進化 自社工場でかつお節を削り出した理由とは 50年のこだわり脈々と

キンレイの冷凍具付き麺「お水がいらない」シリーズが販売好調だ。2010年に立ち上げ、昨24年までに累計2億食以上を販売している。

日本酒「獺祭」輸出4割増 「海外トップブランドが強み」桜井社長

清酒「獺祭」の輸出が世界各国で伸びている。前9月期は総売上高213億円(前年比9%増)のうち、輸出実績(未納税含まず)は79億円、実に4割増だった。

日清オイリオ久野社長 価格改定の早期完遂目指す 家庭用、中長期視点で強化

日清オイリオグループの久野貴久社長は、喫緊の課題として価格改定の早期完遂と、ホームユース(家庭用油)の販売強化に取り組む方針を示した。