サンヨー食品は、2023年6月1日出荷分から主力ブランド「サッポロ一番」などの即席袋麺・カップ麺の製品価格を希望小売価格ベースで約10~11%引き上げる。対象はNBのほぼ全品にあたる約40品目(カップ麺「名店の味」シリーズは対象外)。昨年6月に続く再値上げとなる。新価格は以下の通り。
袋麺は、個食の「サッポロ一番 みそラーメン」「同 塩らーめん」などが136円(現行123円)、「同 5個パック」が680円(同615円)。カップ麺は、レギュラーサイズの「カップスター」「サッポロ一番どんぶり」などが236円(同214円)、タテ型ビッグの「元祖ニュータンタンメン本舗監修 タンタンメン」などが271円(同245円)、ミニカップは「サッポロ一番 ミニどんぶり」各種が142円(同128円)、「同 バラエティーパック4食入」が568円(同512円)、「ポケモンヌードル」各種が170円(同155円)。なおオープン価格の「旅麺」各種は出荷価格を9%引き上げる。
原材料費・包材費・物流費・燃料費等の高騰が続いており、自助努力のみではコスト上昇分を吸収できないと判断した。