日本コナモン協会をはじめ全国各地のお好み焼きや焼きそば・たこ焼き関連の団体、大阪府製麺商工業協同組合などが主催する鉄板会議実行委員会は4日、初の全国会議となる「鉄板会議2022」を、第一弾として「お好み焼き」をテーマに大阪市内で開催した。会議の主目的は鉄板コナモン文化を100年後の未来へ継承すること。その一つがコナモン100選を選定することで、今回は全国12のお好み焼きを選定した。
12点のお好み焼きは、山形の「どんどん焼」、大阪の「豚玉」と「洋食焼」、広島の「肉玉そば」、徳島の「いか天玉」、熊本の「ちょぼ焼」など。また、同全国会議に先立ち、今年2月から8月にかけて全国12か所で開催したエリア会議で議論された各地の特色なども発表された。今後は各地の情報を集約し、国内のほか海外にも発信していく。
また、国も食文化継承事業を後押ししており、文化庁は今年3月、100年続く食文化の継承を目指す「100年フード宣言」などの取り組みを公表し、大阪の鉄板コナモン文化など131件を認定している。