農水省が19日に発表した2021年度の国内チーズ総消費量は前年比0.3%減(35万4千517t)となり、前年度を僅かに下回った。
種別内訳は、ナチュラルチーズ(NC)消費量が前年比0.1%減(21万2千98t)、プロセスチーズ(PC)は0.4%減(14万2千419t)。
NCは輸入NCの総量が2.1%減(27万6千646t)。うちPC原料用3.3%減、PC原料用以外1.5%減。国産NCは生産量7.0%増(4万5千341t)。PC原料用2.3%増、PC原料用以外11.8%増。PCは国内生産量0.6%減(13万2千966t)、輸入数量2.2%増(9千453t)。
PC原料用の国産比率は前年比0.8ポイント増(19.6%)。チーズ総消費量(NCベース)に占める国産の割合は1ポイント増(13.7%)となっている。