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その他機械・資材会議用の飲料に紙容器「カートカン」を SDGsへの関心高まり背景に

会議用の飲料に紙容器「カートカン」を SDGsへの関心高まり背景に

ポッカサッポロフード&ビバレッジは、オフィスでの会議用・来客向け飲料として紙製飲料容器「カートカン」を使用した「旨みまろやか緑茶」と「ほのかに香るレモン水」を10日から通販ルートや自販機で販売している。

SDGsに代表されるサスティナビリティや脱プラスチックへの関心の高まりが背景にある。

同社のカートカン既存商品は近年、オフィス向けの引き合いが強まり通販で売上げを伸ばし続けているという。

日本のプラスチック製品におけるペットボトル(PET)の割合は6%であり、PETの処理処分の84.8%はPETや繊維・シートに再生するマテリアルリサイクル(58.7万t)で占められ、焼却処分されるのは微量となっている。

小川東吾氏(ポッカサッポロフード&ビバレッジ)
小川東吾氏(ポッカサッポロフード&ビバレッジ)

会議室や応接室でPET入り飲料の提供をやめる動きに対しては、飲料業界挙げてPETはそもそも環境負荷が低いという事実と、さらなる環境負荷低減に向けた業界の取り組みを伝えていかなければならない。オフィス向けカートカンの販売は、このような業界の動きに即しつつ、企業や団体の脱PETの方針に抗えない限定的なニーズに対応していく。

7日に発表した小川東吾事業統括本部飲料事業部副部長は「限定的なPETが使えないような状況でカートカンを展開しているが、ボリュームの大きいPETや缶のリサイクルを含めたサスティナブルな取り組みも同時に進めていかないといけないと考えている」と語った。

「旨みまろやか緑茶」と「ほのかに香るレモン水」はともに会議用の利用を想定しており、パッケージで自分のものだと区別できるように「オフィスシーンに心をなごませる優しいデザイン」を6種類ずつラインアップした。容量は飲み切りサイズの195㎖。ケース販売は1ケース30本入りで行われる。

1996年、同社(当時:ポッカコーポレーション)は飲料業界に先駆けてカートカン商品を販売。カートカンは、国産の木材を30%以上使用して製造されることから、カートカンの消費が増えることで森林育成に欠かせない作業となる間伐が進むことになる。また売上げの一部は「緑の募金」に募金する決まりになっている。

使用後は燃えるごみとして扱えるほか、切り開いて紙パックとしてリサイクルできる。

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