ブルボンは、「アルフォートミニチョコレート」の魅力を深掘りしている。
「アルフォートミニチョコレート」の魅力について、8月4日、商品・営業戦略発表会に臨んだ井手規秀常務取締役は「もともと強さを構築するためにやってきたことだが、チョコレート単体ではなく、チョコレートとビスケットをアレンジしたものとなっている。お菓子やチョコレートとしてのおいしさに、ビスケットのおいしさが組み合わさっている」と語る。
カカオ原料高騰による各社のチョコレートの値上げによって、「アルフォートミニチョコレート」がチョコレートユーザー流出の受け皿になる可能性もある。

フレーバー展開で併売率が上昇する傾向などを受けて、9月2日に「アルフォートミニチョコレート リッチミルク」を新発売した。
同商品は、過去発売したことがあり、現行の大袋の「アルフォート」にもアソートで入っている濃厚なミルク感を味わえるチョコレート菓子。
同商品について、坂井裕次取締役は「当社のお客様相談センターに再発売を求める声をいただく人気のフレーバー」と説明する。
既存の7品については、各商品特徴の視認性を高めるべくデザインを変更。
一例を挙げると「アルフォートミニチョコレート」には「カカオ引き立つ」、「アルフォートミニチョコレート ストロベリー」には「甘酸っぱいいちご」の文言をパッケージの右上に目立つようにあしらっている。
