ヤクルト本社は、グローバルな研究開発の拠点として、オランダ・ヘルダーランド州のワーヘニンゲン・キャンパス内に「Yakult European R&D Center B.V.」を設立した。設立日は2025年9月19日、資本金は366万ユーロ。ヤクルト本社が100%出資する非上場法人となる。
キャンパスは生命科学分野で世界的に知られるワーヘニンゲン大学を中心に発展しており、企業入居棟の一室に置かれた新センターは、各国の法規制や消費者ニーズに対応する食品イノベーションの拠点として機能する。
ヤクルトは日本を含む40の国・地域で商品を展開しており、新センターでは商品開発に加え、将来の事業成長につながる新たな価値創造の研究も行う。