7.9 C
Tokyo
6.3 C
Osaka
2025 / 12 / 07 日曜日
ログイン
English
飲料系飲料東京タワーの下で「ICEBOXみずでっぽう射的」や「inゼリー釣り」 森永製菓が暑さ対策を官民連携で楽しく訴求

東京タワーの下で「ICEBOXみずでっぽう射的」や「inゼリー釣り」 森永製菓が暑さ対策を官民連携で楽しく訴求

 森永製菓は、東京タワーで実施中の暑さ対策啓発イベント「楽しもう 暑い夏!!」に「おかしなクーリング縁日」ブースを期間限定で出展し、暑さ対策を呼びかけている。

 イベント初日の7月18日、開会宣言に登壇したコーポレートコミュニケーション部広報グループの渡辺啓太氏は「日本一有名なクーリングシェルターである東京タワーで、色々なお客様に楽しく暑さ対策を知ってほしい」と語る。

 「おかしなクーリング縁日」ブースは、「ICEBOXみずでっぽう射的」「inゼリー釣り」「冷やし甘酒ゆったり足水」と称するブースで構成され、全体として日本の夏を感じながら楽しく暑さ対策ができる内容に仕立てている。

 それぞれのブース体験者には対象商品をプレゼントする。ブース出展期間中の2日間で計2000個の商品を配布予定。

左から開会宣言に登壇した株式会社TOKYOTOWERの執行役員営業部長の澤田健氏、港区の環境リサイクル支援部環境課長の佐藤雅紀氏、熱中症予防声かけプロジェクト事務局の山下太郎氏、森永製菓の渡辺啓太氏
左から開会宣言に登壇した株式会社TOKYOTOWERの執行役員営業部長の澤田健氏、港区の環境リサイクル支援部環境課長の佐藤雅紀氏、熱中症予防声かけプロジェクト事務局の山下太郎氏、森永製菓の渡辺啓太氏

 ブース出展は、森永製菓のブランド横断型の新プロジェクト「おかしな暑さ対策しちゃう課」の活動の一環として行われた。

 同プロジェクトは今年3月31日から開始し、市民講座への登壇や暑さ対策商品の差し入れを行っている。

 渡辺氏は「当社はカテゴリーを超えて暑さ対策ができる商品が揃っており、ブランドを横断することで、全方位のお客様に暑さ対策を啓発できると考えプロジェクトを開始した。これまでもブランドごとに暑さ対策に取り組んできたが、それに加えて森永製菓としても暑さ対策に注力していることを発信できる」と説明する。

 「ICEBOX」を担当するマーケティング本部冷菓マーケティング部第一グループの田仲結子氏は「ブランド横断の活動によって、大規模な取り組みができるようになってきた。暑さ対策というシーンの拡大によって、売上にもつながるのではないかと考えている。暑さ対策に『ICEBOX』というのをこれからもっと広げていきたい」と意気込みを語る。

 イベントは熱中症予防声かけプロジェクト事務局(以下、事務局)、港区、東京タワーが連携して実施。

 事務局の事務局長兼一般社団法人ジャパンデザイン代表理事・社会起業家の山下太郎氏は、森永製菓のブース出展について「森永製菓さまは色々な暑さ対策商材を持っており、暑さ対策を楽しいかたちで体験していただくことで、熱中症予防を啓発できると嬉しい」と期待を寄せる。

 事務局はキッチンカーを出展し、イベント会場でSNS投稿をした来場者に、冷やした「inゼリー エネルギーレモン」または「同 エネルギーフローズン」を配布することで情報発信を促す。

 イベント開催期間は7月18日から21日まで。

関連記事

インタビュー特集

日清オイリオ久野社長 価格改定の早期完遂目指す 家庭用、中長期視点で強化

日清オイリオグループの久野貴久社長は、喫緊の課題として価格改定の早期完遂と、ホームユース(家庭用油)の販売強化に取り組む方針を示した。

J-オイルミルズ春山社長 次元の異なるコスト環境 油脂、価格引き上げ急ぐ

J-オイルミルズの春山裕一郎社長執行役員CEOは、油脂のコスト環境が悪化する中で、「価格改定の浸透を急ぐ」方針をあらためて強調した。

新潟・葵酒造、2年目は自社栽培米で仕込む 「Domaine Aoi」始動 「日本酒になじみがない方にも」青木代表

「飲むことで幸せを感じられるような日本酒を提供していきたい」と話すのは葵酒造(新潟県長岡市)の青木里沙代表取締役。昨年冬、JR長岡駅からほど近い場所に位置する創業160年超の旧高橋酒造から事業を引き継ぎいだ。

カゴメ次期社長 奥谷晴信氏 国内、新たな成長軸を模索 国際、M&Aも視野に成長を

カゴメの次期社長(2026年1月1日付)に内定した奥谷晴信現取締役常務執行役員(一部既報)。アジア事業カンパニーやグローバルコンシューマー事業部、国際事業本部などキャリアの多くを国際事業に携わってきたが、21年以降は国内事業でも手腕を発揮。

ウーケ 花畑佳史社長 パックごはん、第4工場が来春本格稼働 国内外に新規拡大増やす

利便性と品質向上により、年々市場を拡大するパックごはん。最近はコメ価格高騰の影響や防災食への利用増加が相まって、需要はさらに伸びている。