12.1 C
Tokyo
9.9 C
Osaka
2025 / 11 / 17 月曜日
English
小売CVS「丑の日」向け8商品展開 事前予約・決済で食品ロス削減へ
2025台湾食品調達商談会 in Osaka by 台湾貿易センター

「丑の日」向け8商品展開 事前予約・決済で食品ロス削減へ

ファミリーマートは、「土用の丑の日」に向けた全8商品の予約受付を開始している。店頭予約に加え、今年からは事前決済に対応した「ファミマオンライン」でも予約を受け付けている。特典付きの事前予約を促すことで、製造数の適正化を図り、食品ロス削減にもつなげる。

ラインアップは税込1000円台から4000円超までと幅広く、単身者からファミリー層まで多様なニーズに対応。「うなぎ蒲焼重」(税込1880円)や「うなぎ蒲焼と牛焼肉重」(同1680円)など手ごろな価格帯に加え、「上 鹿児島県産うなぎ蒲焼重」(同2850円)、「特上 鹿児島県産うなぎ蒲焼重」(同4100円)など上位品も揃えた。

特上 鹿児島県産うなぎ蒲焼重」
特上 鹿児島県産うなぎ蒲焼重」

「上」「特上」には、温暖な気候と清らかな地下水に恵まれた鹿児島県産うなぎを使用。蒸し工程を加えることで、外は香ばしく、中はふっくらと焼き上げた。上は3/4尾、特上は1尾を使用し、特上には昆布と鰹だしを利かせた厚焼玉子を添える。

今回、両商品には日本料理店「賛否両論」の笠原将弘シェフ監修の特製タレを別添。うなぎの骨から取っただしに、醤油と甘味を加えたコク深い味わいが特長で、ご飯・うなぎ・タレの一体感を重視した。

ファミリーマート商品本部デリカ食品部の藤田かほり氏は「今年は一の丑が土曜日にあたり、家族での需要が高まると想定している。前年並みの実績を目指したい」と意欲をみせる。原材料価格が高騰するなか、一部具材や肉の産地の見直しなどで価格を抑えつつ、米の内容量や配合は従来通り維持した。

丑の日関連商品(計8品)
丑の日関連商品(計8品)

ファミマオンライン予約では、200円相当のファミマポイントを還元。店頭予約では、特典として「ファミマル 伊右衛門 毎日すこやか濃い緑茶」(600ml)の無料引き換え券がもらえる。

予約受付は一の丑(7月19日)分が7月11日午前9時まで(受取期間7月15~19日)。二の丑(7月31日)分は7月25日午前9時まで(同8月3~5日)。なお、一の丑当日受け取りの場合は7月16日午前9時まで受け付ける。

関連記事

インタビュー特集

カゴメ次期社長 奥谷晴信氏 国内、新たな成長軸を模索 国際、M&Aも視野に成長を

カゴメの次期社長(2026年1月1日付)に内定した奥谷晴信現取締役常務執行役員(一部既報)。アジア事業カンパニーやグローバルコンシューマー事業部、国際事業本部などキャリアの多くを国際事業に携わってきたが、21年以降は国内事業でも手腕を発揮。

ウーケ 花畑佳史社長 パックごはん、第4工場が来春本格稼働 国内外に新規拡大増やす

利便性と品質向上により、年々市場を拡大するパックごはん。最近はコメ価格高騰の影響や防災食への利用増加が相まって、需要はさらに伸びている。

明星食品 新提案「麺の明星 主食麺宣言!」 4つの軸の袋麺アレンジで食事性アップ

明星食品は、こだわりの麺技術で開発した商品ラインアップを全面に押し出し、新たに「麺の明星 主食麺宣言!」と銘打ったプロモーションを大々的に展開している。

イチビキ 中村拓也社長 豆みそ・たまりNo.1の矜持を 人口減睨み業務用・海外強化

安永元年(1772年)創業の醸造・食品メーカー、イチビキ。今年6月20日付で同社社長に就いた中村拓也氏は、98年入社。

「大豆ミート」対談 マルコメ・日本製鋼所 次世代型食品へ課題と提言

健康志向が高まり、プラントベースフード(PBF)にも関心が集まる中、2023年9月に大豆ミートメーカー5社が発起人となり、「日本大豆ミート協会」が設立された。

〈持続可能性追求するアイルランドの食料生産〉シーフード編①大西洋の自然が育む恵み 海洋資源の保護に重点

〈持続可能性追求するアイルランドの食料生産〉シーフード編①大西洋の自然が育む恵み 海洋資源の保護に重点