日本スリランカビジネス評議会(SLBCJ)と在日スリランカ大使館は8月2日、3日の両日、東京・代々木公園イベント広場で第17回スリランカフェスティバルを開催する。
スリランカと言えば世界有数の紅茶大国と言われ、日本国内の紅茶の3杯に1杯はスリランカ産として知られている。当日、グルメブースでは様々なスリランカ産の紅茶のほか、カレーやスナックなどスリランカ料理、スリランカビール、ヤシのお酒アラック、大人気のキングココナッツなどが楽しめ、民族舞踊や音楽ステージ、雑貨や工芸品のマーケットも登場。約80社のブース出展と約18万人の来場者が見込まれている。同国では国際交流や異文化理解のきっかけになることを期待している。
6日に開催した記者発表会の中で、フェスティバル実行委員長は「両国の商売のきっかけにしたい」と期待。駐日スリランカ大使館のピヴィトゥル・ジャナック・クマーラシンハ次期大使は、「フェスティバルを通じて両国がより身近になることを願っている。単なる文化イベントにとどまらず、スリランカの力強い再生と前進を象徴するものだ。現在、経済回復に向けて着実に歩みを進めており、貿易、投資の分野で新たな可能性が広がっている。再び世界に向けて扉を開く」など抱負を述べた。また、セサット・ターンブガラ首席公使は「フェスティバルを通してスリランカの文化を、より身近に感じてほしい」とあいさつした。
