小売CVSセブン-イレブン インバウンド需要に手応え 地域ニーズ見極め品揃え強化
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セブン-イレブン インバウンド需要に手応え 地域ニーズ見極め品揃え強化

セブン-イレブン・ジャパンは、インバウンド需要への対応を加速させる。

エリアごとのニーズを分析して品揃えや陳列を強化し、新たな商品開発に生かすことで1店舗当たりの売上拡大を目指す。商品本部地区MD統括部の鷲野博昭統括マネージャーは「顕在化ニーズをいかに販売チャンスに取り込めるか。単にインバウンド向けというだけではなく、日々の来店客のニーズも高く見込める商品を目指す」と述べる。

同社によれば近年、お土産需要だけでなく、旅先で使う日雑品や軽食などの需要が急増。「爪切り」やチューブタイプの「わさび」など、国内ではあまり注目されていなかった商品もSNSで口コミが広がり売上を伸ばしている。

鷲野博昭統括マネージャー
鷲野博昭統括マネージャー

訪日客から特に人気が高い商品として「たまごサンド」や果物、抹茶製品を挙げる。果物は皮むきりんごや苺が人気で、苺は一部エリア限定で発売している1パック税別1600円の高価格品も日販を押し上げている。こうした動きを受けて、5月以降3種類のたまごサンドが入った「たまご尽くしサンド」(税別340円)、「半熟卵2個分ごろっとたまご&ベーコン」(税別440円)など高付加価値商品を一部エリアでテスト販売する。

苺を使ったフレッシュフードの年間販売も強化する。「原材料の産地リレーで年間需要に応えられる仕組みを作り、いつ行ってもいちごサンドが並んでいる売場を目指し、需要の掘り起こしを図る」(同)。このほか抹茶やわさびをローマ字表記したスイーツやおにぎりも継続展開する。

地域ごとの売れ筋商品や効果的な販売・陳列方法も共有していく。

「セブンプレミアム チョコっとグミ シャインマスカット味」は、中国・韓国・台湾の旅行客から圧倒的な人気を博しており、店舗によってはエンド展開や壁一面を同商品で埋め尽くすメッシュ展開、50個をまとめたパック販売で売上が大きく伸長した。 

近隣店舗の成功事例を受けて積極的に展開する店が増え、エリア全体の販売数が大きく伸びるといった相乗効果も見られていることから「インバウンド対応で売場が変わり、既存顧客からの買われ方も変化していくのでは」と期待を寄せる。

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