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ヤクルト本社 国立市内で容器回収 資源循環への取組み継続

ヤクルト本社は4月1日から26年3月31日まで、東京都国立市内の公共施設2か所に設置した専用回収ボックスで、ポリスチレン製のヤクルト容器を自主回収している。回収した容器はポリスチレン樹脂メーカーであるPSジャパンの技術を用いて再びポリスチレンにリサイクルし、循環型社会の実現を目指す。

今回の取り組みは、同社と国立市、社会福祉法人国立市社会福祉協議会および社会福祉法人くにたち子どもの夢・未来事業団が今年3月に締結した協定に基づいて、持続可能な循環型社会の実現、地域の環境保全の意欲増進、環境教育の推進、地域コミュニティの活性化、地域福祉の向上などを目的としたもの。

回収した容器は、PSジャパンの技術「モノマー化ケミカルリサイクル」を用いてポリスチレンにリサイクルする。同技術はリサイクルを繰り返すことによる劣化がなく、何度でも再生可能。色材・臭気が残らず衛生面も従来の石油由来品と変わらないことから、食品容器・包装用途にも使用できる。

回収ボックスは、くにたち福祉会館(国立市富士見台2丁目38番地)、くにたち未来共創拠点矢川プラス(同4丁目17番地の65、66)に設置する。

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