ヤマダイ(本社・茨城県結城郡)の大久保慶一社長は2月18日、地元で親しまれるご当地ラーメンを初めて商品化した「凄麺 茨城スタミナラーメン」(3月3日発売、税別255円)をPRするため、茨城県の大井川和彦知事を表敬訪問した。
大久保社長から独自製法によるノンフライ麺へのこだわりを聞き、試食した大井川知事は「カップ麺とは思えないしっかりとした麺の食感で大変おいしい。この商品をきっかけに本場の茨城までスタミナラーメンを食べに来ていただければ」と期待を寄せた。
商品化の構想は10年以上前からあったという。試行錯誤を経る中で、1年余り前から「茨城県・いばらき観光キャンペーン推進協議会」の全面協力を得て開発が加速。24年9月に「凄麺」初の地元商品「茨城けんちんそば」を発売し、このほど満を持して「茨城スタミナラーメン」の完成に至った。
茨城県北部を中心に広く親しまれているおいしさを再現。モチモチ食感の極太ノンフライ麺に、とろみのある甘辛スープが絶妙に絡む。開発に苦心したカボチャをはじめ、キャベツ、白菜、ニラと具材のクオリティにもこだわった。スープの醤油には茨城県醸造を100%使用。森田佳奈取締役(写真右)は「地元の方に納得していただける味わいを追求した」と話す。
発売にあわせ、特設サイトで「凄麺」の東西スタミナ対決を実施。東日本代表に甘辛の「茨城スタミナラーメン」、西日本代表に旨辛の「奈良天理スタミナラーメン」を位置付け、オープン形式で“推しスタミナ”を競わせるもの。投票者の中から抽選で「凄麺スタミナセット」が当たる。北島悟本社営業部部長(同左)によるとスーパーなどの店頭でも食べ比べ企画を実施し盛り上げる。
「凄麺」のご当地ラーメンは新商品を加えて24道府県・28フレーバーとなった。大久保社長は「茨城を代表するインスタントラーメンに育てて地元を盛り上げていければ」としつつ、「当社は開発した商品を一つずつ大切に長く販売することを目指している。『凄麺 茨城スタミナラーメン』も今後5年、10年と継続し、47都道府県をつなげていく存在に」と展望した。