旭食品はコンサルティングのINTLOOP(イントループ・東京都港区)と合弁会社、食共創パートナーズ㈱を設立した。INTLOOPが経営に関するコンサルティングを行い、旭食品が販売や物流を支援することで、食品関連企業を支援するのが狙い。原料の高騰や人件費の上昇を背景に、倒産や廃業する企業が増える中、特に地方での業界の活性化を目指す。
経営課題を抱える企業に対し資源を投入することで企業価値の向上を図る「バイアウトファンド」を通じ、「日本の食品業界における、新しい経営戦略のロールモデルを創出する」(INTLOOP・林博文社長)考えだ。旭食品の竹内孝久社長は「多彩な問屋の機能を適切に組み合わせ、地域課題に真摯に取り組む」としている。
新会社は1月30日に設立。東京都港区に本社を置き、資本金は9億8000万円(うち資本準備金4億9000万円)。INTLOOPの林社長と旭食品の竹内慎副社長がそれぞれ代表取締役に就任した。
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