酔鯨酒造は昨年発売した新シリーズ「TOSAGURA Craft series」の新商品2品を発売した。
同社はシリーズについて「酔鯨らしい製法はそのままに、原料や精米歩合、酵母などを変化させ、細部までデータ管理を行いながら次世代につながる日本酒を模索し生まれた」と説明する。
第2弾の「あまねClear」は八反錦と高知酵母を使い、低温で発酵。クリアな味わいと切れのある酸味、イチゴやメロンのような吟醸香が特徴。
第3弾の「ときMild」は土佐麗に高知酵母と自社酵母を使うことで、しっかりとした酸味に仕上げた。穏やかでマイルドな味わいという。
同シリーズは、商品の特徴を想起させる色をパッケージデザインに採用している。前者は「天色(あまいろ)」、後者は「朱鷺色(ときいろ)」という日本の伝統色を使う。
昨年7月に発売した第1弾「蒼Light」は、発売した2000本がほぼ完売。今回の2品は720㎖(1870円税込)に加え、1800㎖(3740円同)も用意した。同社では「飲食店への展開も視野に一升瓶も揃えた」としている。
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