伊藤園は、グループ会社で茶葉製品の製造事業を行っている2社を統合し、製造事業を強化する。
対象となるのは、ティーバッグ製品の製造と麦茶製品の原料焙煎を行っている伊藤園産業と、ティーバッグやパック茶製品の製造を行っている伊藤園関西茶業。伊藤園産業を存続会社とする吸収合併方式で、商号を「伊藤園ティーファクトリー株式会社(仮称)」として2025年5月から事業運営を開始する。
今回の統合は、技術や人材などの経営資本を集中させ、生産機能の強化や生産性の向上、海外での生産体制確立に向けた製造に精通する人材育成の加速を目的としている。
これにより、中期経営計画(2025年4月期~29年4月期)で掲げている重点戦略の「お~いお茶のグローバル化」と「国内既存事業の盤石化」を推進する。