名糖産業は3月、チョコレートや粉末飲料の一部商品の価格改定および内容量変更を実施する。主原料を中心とした原材料費の高騰が背景。昨年3月、7月、9月に主軸商品の内容量変更や価格改定を実施したが、カカオ豆の急騰や諸コストの上昇分を吸収するのが難しいと判断した。
価格改定と内容量変更を行うのは、主軸ブランド「アルファベットチョコレート」のレギュラーサイズをはじめ5アイテム。3月3日発売分から「アルファベットチョコレート」が144g→123g、「アルファベットチョコレートサクッとクレープ」は141g→114gなど減量を行うほか、対象5品は約13%値上げを行う。
内容量変更は「クリーミーチョコレートミルク」(115g→90g)、「ドーナツチョコレート」(81g→65g)、「牛乳でつくるココア」(180g→150g)など8アイテムで、同じく3月3日発売分から。
価格改定は、「ナッツチョコレートコレクション」などの大袋商品、「ちびさくミルクチョコレート」「ぷくぷくたい エアインチョコ」などの小物菓子、粉末の「香り高いミルクココア」など計17アイテムで、3月1日出荷分からそれぞれ値上げする。