エバラ食品 アウトドア施設開業へ 茨城県かすみがうら市に

エバラ食品工業は茨城県かすみがうら市に「食」をテーマにしたアウトドア施設「エバラアウトドアダイニング(仮称)」を開業する。

同市の第2常陸野公園を活用した施設で、11月20日にかすみがうら市と公有財産賃貸借契約を締結。2025年秋の開業を目指して準備を進める。アウトドア施設の運営は同社初の試み。

施設は「『いつもより、もっとおいしい!』体験を提供する場~野外での調理・食事の体験により、おいしさ、たのしさを再発見できるアウトドア施設~」をコンセプトに、キャンプ場やバーベキュー場などで構成される。

自然の中でおいしい食事を楽しみたいと考えている人々に新たな「食」の魅力を伝えると同時に、共生・共創による地域の活性化に貢献する。アウトドアと同社商品の親和性を感じてもらうことで「いつもより、もっとおいしい!」体験を提供する場として、新たな接点の拡大やコミュニケーションの深化を図る。

アウトドア施設の設立は社内提案制度から生まれたアイデア。事業化に向けて検討を進める中で、茨城県が主催する「いばらきアウトドアフィールドマッチング」を通じ、かすみがうら市との縁ができ、公有財産賃貸借契約の締結に至った。住所は茨城県かすみがうら市中佐谷671の1。敷地面積は4万5209㎡。