愛知県岡崎市八丁町の老舗みそメーカー・カクキュー八丁味噌とまるや八丁味噌の2社で作る八丁味噌協同組合は10月19日、隣接する各本社工場で「きらりまつり」を開催した。
岡崎市が舞台となった2005年のNHK連続テレビ小説「純情きらり」の放送を受け、多くの人たちに八丁味噌について親しんでもらおうと毎年開催している。
カクキュー八丁味噌では、メーンステージで岡崎城西高校ジャグリング部によるパフォーマンス、岡崎市の観光PRを行っているグレート家康公葵武将隊によるじゃんけん大会などが催された。そのほか、会場では、味噌製品が当たる「味噌ガチャ」「味噌すくいどり」などのイベントもあった。
名古屋市のスイーツショップ「東甘堂」が、国産紅はるかとカクキュー八丁味噌のみそなどを使った「おいもチップスあまみそ蜜」などを販売した。
まるや八丁味噌では、浅井信太郎社長が案内する「みそ蔵特別公開」をはじめ、みそを仕込む木桶の中に入っての撮影会、人気商品のゴールド赤だしの「すくい取りゲーム」などを用意した。
特設テントでは、即席みそ汁の素を手作りする「みそまる体験」、八丁味噌を使った豚汁などもあった。さらに中庭のイベントスペースでは、子どもたちのダンスパフォーマンス、ビンゴ大会などで盛り上げた。