コカ・コーラシステムが4月23日に新発売した「やかんの濃麦茶 from 爽健美茶」が好スタートを切った。
同商品は、「やかんの麦茶 from爽健美茶」ブランドの新商品。
ローズヒップ由来のティリロサイドを含み、パッケージで“BMIが高めの方の体脂肪を減らす”のヘルスクレームを訴求する機能性表示食品の麦茶飲料に仕立てられている。
好発進の要因について、7月18日、取材に応じた日本コカ・コーラの坪根秀史マーケティング本部止渇系無糖茶・機能性茶・紅茶事業部シニアブランドマネジャーは、ヘルスクレームでメインターゲットの50代以上を獲得できたことに加えて、トレンドである濃い味わいへの好評を挙げる。
「“体をケアしたい”“体調に気を付けたい”という方の目的買いを狙って発売し、50代以上のケアニーズを上手く捉えることができ『やかんの麦茶』とカニバリを起こすことなく好調に推移している。濃い味でも支持され、『やかんの麦茶』との飲み分けも今回実現できた」と説明する。
主な流入元は、濃い系の緑茶やトクホ・機能性表示食品の飲料など。
販売動向から気温に左右されにくい点も浮き彫りになり、秋冬の伸長に期待を寄せる。
「回転数があまり気温に左右されず、雨の日でも落ちない。暑すぎる時も他の麦茶飲料のように跳ねることがなく非常に安定しているため、気温が落ちた秋冬のタイミングでも安定して動くと考えている」と語る。