オタフクソースは5月28日、都内で業務店向け提案会「お好み焼提案会2024」を開催した。テーマは「お好み焼でもっと笑顔に」。インバウンド、食の多様性や人手不足への対応、地域食材やSNSの活用など、メニュー提案を中心に、お好み焼店の課題解決につながる様々な情報を発信した。
提案会にはお好み焼店277軒、お好み焼店の開業希望者やお好み焼にかかわる企業関係者を含む合計1千32人が来場した。
インバウンドへの対応については、「和」「食べ歩き」に着目し、わさびを使った「わさびお好み焼」、同社「九州ゆず胡椒だれ」を使った「海老とアボカドのクロワッサンサンド」などを提案。外国人の受け入れに役立つコミュニケーションツールも紹介した。
食の多様性への対応に関しては、ベジタリアンに着目し、「ケールのお好み焼」や「大豆ミートとねぎマヨのお好み焼」を提案。人手不足への対応に関しては、具材を耐熱ホイルにセットし、鉄板に置いておくだけで簡単に作れる「まるごと玉ねぎのホイル焼」などを紹介した。
SNSの活用については、集客アップにつながる映えるメニュー・魅せるメニューとして「トマトチーズまぜそば~ローストビーフ添え~」などを提案。地域食材の活用については、東京都の小松菜を使った「関東野菜のベジタブルうま塩焼」と群馬県の赤城ポークを使った「赤城ポークの肉汁たっぷり豚玉」を紹介した。
提案会ではランチ訴求として、フライヤーや鉄板を有効活用したメニューを提案。パン粉の糖度やソースにこだわった「白いとんかつ」、お好み焼店ならではの食材も使用し、お好み焼風にアレンジした「お好み焼屋の鉄板お好みカツレツ」を紹介した。