10.5 C
Tokyo
9.4 C
Osaka
2025 / 11 / 19 水曜日
English
飲料系酒類「南高梅」漬け込みを開始 チョーヤ梅酒
2025台湾食品調達商談会 in Osaka by 台湾貿易センター

「南高梅」漬け込みを開始 チョーヤ梅酒

チョーヤ梅酒は5月30日から、和歌山県紀州産南高梅の漬け込み作業を大阪川向工場で開始した。

和歌山県の梅の主要地域では、暖冬や降雹の影響などで例年に比べ大幅な収穫量の減少が見込まれている。このような状況であるが、同社は例年通りの時期に漬け込みを開始。作業は梅の実の肥大状況を見ながら、「梅酒の日」である「入梅の日」(今年は6月10日)前後をピークに1か月ほど続く。

国内の梅の品種は多数あるが、同社では使用する梅の約8割を果肉が厚く酸度が高い紀州産南高梅が占め、古城梅、白加賀梅など数品種の国産梅のみを使用している。

生産者によって手摘みされた梅はJAを通して入荷。工場で洗浄後、最大10万Lの熟成タンクで仕込む。タンクは光や熱、空気など外部からの影響を極力受けないように設計された特注熟成タンクを使用。タンクは伊賀上野工場、紀州工場、大阪川向工場合わせて446基あり、梅の産地や品種、熟度ごとに管理し、おおよそ1年以上じっくり熟成させる。

関連記事

インタビュー特集

カゴメ次期社長 奥谷晴信氏 国内、新たな成長軸を模索 国際、M&Aも視野に成長を

カゴメの次期社長(2026年1月1日付)に内定した奥谷晴信現取締役常務執行役員(一部既報)。アジア事業カンパニーやグローバルコンシューマー事業部、国際事業本部などキャリアの多くを国際事業に携わってきたが、21年以降は国内事業でも手腕を発揮。

ウーケ 花畑佳史社長 パックごはん、第4工場が来春本格稼働 国内外に新規拡大増やす

利便性と品質向上により、年々市場を拡大するパックごはん。最近はコメ価格高騰の影響や防災食への利用増加が相まって、需要はさらに伸びている。

明星食品 新提案「麺の明星 主食麺宣言!」 4つの軸の袋麺アレンジで食事性アップ

明星食品は、こだわりの麺技術で開発した商品ラインアップを全面に押し出し、新たに「麺の明星 主食麺宣言!」と銘打ったプロモーションを大々的に展開している。

イチビキ 中村拓也社長 豆みそ・たまりNo.1の矜持を 人口減睨み業務用・海外強化

安永元年(1772年)創業の醸造・食品メーカー、イチビキ。今年6月20日付で同社社長に就いた中村拓也氏は、98年入社。

「大豆ミート」対談 マルコメ・日本製鋼所 次世代型食品へ課題と提言

健康志向が高まり、プラントベースフード(PBF)にも関心が集まる中、2023年9月に大豆ミートメーカー5社が発起人となり、「日本大豆ミート協会」が設立された。

〈持続可能性追求するアイルランドの食料生産〉シーフード編①大西洋の自然が育む恵み 海洋資源の保護に重点

〈持続可能性追求するアイルランドの食料生産〉シーフード編①大西洋の自然が育む恵み 海洋資源の保護に重点