ハウス食品とエスビー食品は名店が監修した辛さを特徴とするレトルト食品を夏季限定で販売している。辛いメニューのニーズが高まる夏場の市場を盛り上げる。
ハウス食品は「選ばれし人気店」シリーズから大阪・高槻「ヴァスコ・ダ・ガマ」監修「濃厚ビーフカレー 大辛」と福岡「ツナパパ」監修「スリランカカリー チキン 激辛」を投入。5月13日から期間・数量限定で発売した。
通常品として「ヴァスコ・ダ・ガマ」監修「濃厚ビーフカレー」と「ツナパパ」監修「スリランカカリー チキン」を販売中。通常品は辛さを抑えたのに対し、限定品は通常品の倍の辛さで、人気店の味わいを辛さまで再現した。昨年夏季限定で販売し、好評だったため、今回再発売した。
「濃厚ビーフカレー 大辛」(180g)は胡椒と唐辛子が効いた刺激的な甘辛さが、「スリランカカリー チキン 激辛」(同)は唐辛子の刺激的で後引く辛さが特徴。税別参考小売価格361円。
エスビー食品は東京・表参道の唐辛子料理専門店「赤い壺」監修の「赤い壺監修本辛ビーフカレー」と「赤い壺監修本辛麻婆丼」を5月27日から夏季限定で発売している。
国産キャロライナ・リーパーの鮮烈な辛みと韓国産唐辛子の深みが特徴。丸ごと1本入った唐辛子を食べることで、さらなる辛さを楽しめる。
「本辛ビーフカレー」は牛ダシをベースに隠し味のハチミツで厚みをアップした。八角、クローブ、シナモンなどのスパイスが香る。「本辛麻婆丼」は豆板醤、豆鼓醤、甜麺醤を合わせ、ラー油を加えることで、コクがあり香り豊かなクセになる味わいに仕上げた。花椒の風味が唐辛子の辛みを引き立てる。税別希望小売価格300円。