東洋新薬はこのほど、「インドマンゴスチン由来ガルシノール」を機能性関与成分とした機能性表示食品「インドマンゴスチンタブレットF」を消費者庁へ届出し、4月26日付で公開された。届出表示は「起床時の疲労感をやわらげる」で、従来の届出表示である肝機能、活気・活力感の低下軽減とのトリプル訴求が可能になった。届出に際して、自社で実施したヒト試験データをもとにシステマティックレビューを作成した。
インドマンゴスチンはインドに自生しているフクギ科の植物で、果実はスパイスとしてカレーなどに用いられているほか、インドの伝統医療であるアーユルヴェーダで利用されている。「インドマンゴスチン由来ガルシノール」はインドマンゴスチンの果皮から得られる成分で、抗炎症があることから、日常的な生活習慣やストレスで生じる肝臓の炎症を抑制することに役立つものと考えられている。
同社では「生体内の炎症は疲労感をもたらすが、同成分がもつ抗炎症作用により生体内の炎症を抑制することで、起床時の疲労感と日常生活での一時的な疲労感をやわらげると考えられる」とメカニズムを述べている。