三井農林は2月26日、「日東紅茶 果実とけだすティーバッグ」シリーズから「はちみつレモンティー」を新発売して、はちみつレモンティー市場を創造する。
はちみつ紅茶市場が拡大していることと、夏場に出現頻度が高まるレモンに着目して、この2つの素材を組み合わせた。
茶葉に香料を着香した一般的なフレーバーティーとは異なり、粉末レモン果汁とはちみつ顆粒と合わせることで、レモンの爽やかな風味とはちみつの甘い香りが交差する後味スッキリの香り広がるフルーツティーに仕立てられている。
開発を担当した企画本部商品企画・マーケティング部商品企画室の藤橋さやか氏は、味覚設計について「それぞれのおいしさを引き出す配合割合を見出すのが大変だった。特にレモンとはちみつの香り立ちの強弱や風味の感じ方など先味から後味までの味わいを表現することに苦労した」と振り返る。
ティーバッグの中に形状の異なるパウダーと茶葉を一緒に充填させるのにも試行錯誤したという。
「果実の風味を引き立たせるために、甘さを加えているが、さらに砂糖やジャムなどを加えてお好みの甘さに調整していただければ、より楽しんでいただける」という。