ヤマキ「割烹白だし500㎖」の販売金額(出荷ベース)は2023年度(24年3月期)、13年連続伸長を達成し過去最高を記録した。同社は4月13日から全国でヤマキアンバサダーの山崎育三郎さんが出演するTVCMを放映するなど、発売30周年を迎えた「割烹白だし」の販売拡大を図っている。
同社「割烹白だし」はかつおだしの上品な香りとうま味を利かせた万能タイプの液体調味料。1994年の発売以来、削りたてのかつお節からとった濃厚なだし、薄めるだけで味が決まる簡便性が支持され、白だし市場シェアNo.1の地位を保持する。
その23年度販売金額は前年比14%増と伸長した。同社によると、23年春夏には1回の使用容量が多いそうめん、食卓出現頻度が高いみそ汁のだしとしての需要が増加し、23年秋冬には卵を使った料理や炊き込みごはんなどの需要が増加。販売の伸長につながった。
ヤマキは23年度も白だし市場を牽引するNo.1メーカーとして、より多くの人に白だしの魅力を伝えていく。CMでは「白だしだし巻き卵」「白だしから揚げ」を紹介。そのおいしさを山崎さんならではの情熱的な表現で訴求。10月から30周年キャンペーンも実施する。