ハナマルキ「塩こうじチーズ」 液体塩こうじの力で誕生

ハナマルキは3月11日、公式ECサイトとみそ作り体験館で「ハナマルキ醸造 麹 研究室」の新商品「塩こうじチーズ」を発売した。東京・汐留のイタリアンレストラン「The Momentum by Porsche」では、同商品を使ったメニューを期間限定で提供する。

「塩こうじチーズ」は一般的なチーズ作りで生乳を固めるために使われるレンネット(凝固酵素)の代わりに液体塩こうじを使用。90日間じっくりとていねいに熟成させた。液体塩こうじ由来のまろやかな塩味があり、コクのある味わいと華やかな発酵香を持つ。100g、税込3千240円。

22年頃に液体塩こうじにレンネットの代替となる凝固作用があることを発見。開発パートナーに秩父やまなみチーズ工房(埼玉県秩父市)を迎え、ハナマルキにとっては未知のチーズ製造に取り組んだ。試行錯誤を繰り返し、新たな味わいのチーズが完成した。

ハナマルキの國吉優子ブランド戦略室長㊧とThe Momentum by Porscheの林祐司シェフ - 食品新聞 WEB版(食品新聞社)
ハナマルキの國吉優子ブランド戦略室長㊧とThe Momentum by Porscheの林祐司シェフ

3月11日から同31日まで、「The Momentum by Porsche」で、塩こうじチーズを使った特別メニューを提供。また、期間中は店頭で商品の販売も行う。3月11日に同店で記者発表会と試食会が行われた。

ハナマルキマーケティング部ブランド戦略室の國吉優子室長は、「レンネットを使わずに、液体塩こうじを原料にして、世界で初めての製法で作った。このチーズから、麹の新たな可能性や発酵食品の奥深さを感じてほしい」と説明した。同社は23年8月に新ブランド「ハナマルキ醸造 麹 研究室」を立ち上げた。業界の常識にとらわれない商品を生み出し、世界を視野に入れたグローバルブランドを目指す。

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